医師から妊娠を告げられた時の喜びは今でも忘れることができません
私達夫婦に期待の我子が誕生して八ヶ月が過ぎました。
一ヶ月の早産でしたが、息子はすくすくと育ち、今では抱っこするのが重たいくらいに大きくなっています。
私達は長年の治療が実らず、辛く苦しい日々を送っていました。
夫婦お互いの気持ちが離れ、いつしか笑う事を忘れていた気がいます。
しかし、今から三年前、インターネットでメディブリッジさんを知り、お話しを伺いました。
ですが、卵子提供で授かった子を心底愛せるのか、不安や迷いがあり、その後、もう一度夫婦で話し合いの機会を持ちました。
そして、悩んだ末に最後の望みをかけて、お世話になることを二人で決断しました。
超高齢で不安もありましたが、全てのスタッフの皆様方の親切丁寧な対応で、タイでの夫婦の診察をはじめ、治療、移植に専念することができました。
妊娠判定の日…
この日は朝から祈る想い出病院へ足を運んだことを覚えています。
有難いことに一度の移植で成功し、医師から妊娠を告げられた時の喜びは今でも忘れることができません。
今、私は思うのです・・・
卵子提供を受けた事は事実であり、ドナーさんへの感謝の気持ちは絶対に忘れてはなりません。
しかし、共に九ヶ月間 私の体内で栄養をもらい、頑張りぬいたのは、間違いなく血の繋がった我が子なのです。
私自身なかなか卵子提供を受け入れられなかったのですが、もっと早くお願いすればよかったと感じています。
やっとの思いで授かった命を、家族をはじめ周囲の人たちが驚き、涙し、喜んでくれました。
祝福を受けた息子は本当に幸せ者です。
彼は今、泣いたりぐずったり笑ったりしています。
その全てが愛おしく、母親になれた喜びをかみしめています。
治療、妊娠、出産、育児…と主人は理解があり、随分助かっています。
これからは、子どもの成長を夫婦で見守り、家族三人で大切な時間を過ごしていきたいと思っています。
最後に…
八ヶ月が経ち、私達夫婦は卵子提供を受けた事を忘れるほど、心から息子を愛しています。
この幸せがあるのもメディブリッジさんのお陰だと、大変感謝しています。
本当にありがとうございました。