卵子ドナー(エッグドナー)ボランティアとは

自分の卵子ではお子さん授かる事が難しい方が、第三者から妊孕性(妊娠する力)の高い卵子を譲り受けて体外受精治療をする事を『卵子提供』と呼び、その卵子を提供する女性の事を「卵子ドナー」と呼びます。

卵子ドナーの方々について「ボランティア」と呼称しているのは、自らの意思で登録し、協力してくださる存在だからです。『ボランティア』という言葉は本来『自発』や『自由意志』という意味を持っています。卵子ドナーは家族を持ちたいと願う第三者の為に自発的に卵子の提供を申し出た方々であり、自由意思の元で、卵子提供の依頼を引き受けた方々を指しています。

不妊治療が日進月歩で高度化し続け様々な角度からのアプローチが行われている現在でも、卵子提供でなければ子を持つ事ができない方々が確実におられます。「生まれつき卵巣を持たない」「病気により卵巣を摘出した」「加齢により妊孕性の高い卵子が得られない」等、卵子提供を希望されるご夫妻/カップルの背景は様々ですが、その願いはただ1つ、子を授かりたいという事です。

その為には卵子ドナーの方々の助けが必要です。

MediBridgeは卵子ドナーの方々が安心して卵子ドナーボランティアに参加できるよう、個人情報の保護、プライバシーへの配慮、安全な治療参加を実現する取り組みを実施しております。

  • 国内は5名のチーム体制で、サポートしていますので、緊急な場合や突然の変更にも柔軟に対応できます。
  • 不特定多数の方がご覧になるブログ等で「当社のドナーには〇〇大学の学生がいます」等、ドナーの方々を広告宣伝に利用し、尊厳を傷つけるような事は致しません。
  • ドナー協力の打診は確実に依頼があった際に限定しています。架空の依頼で予定を開けるよう指示し、長期待たせた挙句に依頼がなくなるような事はありません。
  • ドナー依頼の際には必ず参加の条件を明確にお伝えし、同意書を取り交わします。採卵後に採卵数が少なかった事等を理由に、口約束されていた謝礼が貰えなかった等のトラブルが回避できます。
  • ドナ―依頼の際には、採卵の身体的リスクについてもお話しています。
  • 採卵周期の通院には必ずスタッフが付き添います。不安の軽減の他、治療方針の決定や医師との質疑応答など、周期中にドナーの方々が過大な責務を負う事を避ける為です。
  • 採卵周期の投薬管理をサポートします。時には複雑になる投薬管理を一人で行うのはご負担も大きい上、緊張も伴います。メディブリッジは複数の担当でサポートし、投薬忘れの重圧をドナーの方お1人に負わせません。
  • 採卵後の体調不良の際に通院にも付き添います。体調が回復するまでサポートを続けます。
  • 協力の前後に不安が生じた場合には、臨床心理士のカウンセリングを受けることが出来ます。

卵子ドナーボランティア募集MediBridgeでは卵子ドナー(エッグドナー)ボランティアを募集しております。

海外のクリニックでドナー協力いただく場合は実施国に約2週間前後滞在して頂きます。滞在中は数度通院があり、毎日の自己注射が必須な他は自由時間です。
採卵に至るまでには排卵を誘発する為等のホルモン剤が投与され、また採卵時に麻酔が使用されます。投薬による一時的な副作用がでる方もいらっしゃいますが、長期的なリスクは無いと報告されています。
現地での初診ではクリニックの医師より薬剤を含むメデイカル・リスクについての詳細な説明、また医師によるフォローアップ検診等、安全には万全の処置がとられております。

卵子提供治療

FIH(Fertility Institute of Hawaii)翻訳記事

ボランティアには以下の条件をみたしている方が応募できます

  1. 2~3週間、指定の治療国に滞在することが可能な方。
    (海外滞在が必要な場合、渡航費、宿泊代などは弊社が負担いたします。また海外滞在時は自由時間は長く、その間、観光など自由に時間を過ごされて構いません。)
  2. 20歳~30歳の方。
  3. 健康な方。
  4. 喫煙されない方。
    (過去に喫煙歴のある方は、登録時にすでに禁煙されていなくてはなりません。)

卵子ドナーへの登録を御希望の方は、以下の登録フォームより仮登録を行って下さい。

注1:本登録前に入力内容に基づいた事前審査がございます。また、実際の提供時には、スクリーニング査を受けて頂きます。
注2:精神科への通院中や向精神薬の服用中の方はご登録いただけません。精神科への通院歴、向精神薬の服用歴のある方は事前審査にて詳細をお伺いする場合がございます。

仮登録の申請

仮登録フォームにご入力頂いた方に本登録用のフォームをお送りいたします。

仮登録はこちらから卵子ドナーボランティア用登録フォーム