黄体ホルモン製剤の供給量不足につきまして
こんにちは、だんだん秋らしい気候となってきましたね。
最近は、黄体ホルモン製剤の供給量が不足しているとさまざまなクリニックのコラムで見かけるようになりました。
供給量不足と言われている黄体ホルモン製剤「デュファストン錠」は古くから使用されており、産婦人科診療に欠かすことのできない製剤の一つです。
https://www.fuyukilc.or.jp/column/%E9%BB%84%E4%BD%93%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E8%A3%BD%E5%89%A4%E3%80%8C%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E9%8C%A0%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%BE%9B%E7%B5%A6%E9%87%8F/ 冬城産婦人科クリニック 院長コラムより
しかし、令和4年4月以降、製造所の事情により黄体ホルモン製剤「デュファストン錠」の製品供給が大幅に減少し、供給量の回復の目途が立っていないそうです。
製薬会社や学会からは、代替可能な薬剤がある場合「デュファストン錠」からの切り替えを推奨されています。
上記の状況から、現在各クリニックで代替治療や対策が取られつつあります。
ご自身の通っているクリニックでも今までの治療法から代替治療に変更となる可能性もございます。
何度か行ったことがある治療ですと、突然治療方法が変更となった際に驚いてしまわれるかと思います。
このような背景があると理解をしておくと、変更になった際にあまり驚かずに受け入れられるのではないでしょうか。
他にも「プロベラ/ヒスロン」「ノアルテン」「ルトラール」も、相次いで不足していることが発表されています。
今年は、不妊治療が保険適用となった初年度ですのでこのようなことが出てくる可能性がありますので、通われているクリニックの情報は気にしてみるようにしましょう。
代替治療につきましては主治医の先生とご相談ください。
卵子提供プログラム・代理出産プログラム・着床前診断プログラム・受精卵養子縁組プログラム(使用予定のない受精卵を譲り受けるプログラム)についてのお問合せは、メディブリッジまでお気軽にお問い合わせください。