不妊治療の保険適用と自治体の助成金制度
こんにちは。不妊治療の保険適用が今年の4月から始まり保険適用での治療が始まっている方もいるでしょう。
8月23日の福島民友の記事に以下の記事がございました。
不妊治療の自己負担ゼロに 南相馬市が独自助成制度を拡充
福島県南相馬市は22日、不妊治療の費用を支援する独自の助成制度を拡充すると発表した。4月1日以降に不妊治療を始めた市民が対象で自己負担分を助成する。市によると、一般的な治療法では自己負担が実質ゼロになり、全国でも特に手厚い支援になるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c3c913be104b9caeeace1e4a940ade2871d5261
保険の対象となる不妊治療を受けた場合、費用の7割に保険が適用され、残り3割が自己負担となる。
市は、人工授精などの一般不妊治療や男性不妊治療にかかる費用について2年間で上限20万円、体外受精などの生殖補助医療には2年間で上限40万円を助成する。これにより、自己負担が実質的になくなる見込みだ。
保険の適用対象となっていない技術を使う「先進医療」を受けた場合は2年間で上限40万円、保険診療と保険外の自由診療を組み合わせた混合診療は1回目で上限30万円、2~6回目で上限15万円を補助する。
市は、不妊治療にかかる市民の経済的な負担を軽減するため、昨年度から助成制度を設けた。今年4月の診療報酬改定に伴い支援を拡大し、妊娠を希望する人や不妊への悩みを持つ人の妊活を応援する考えだ。
国として保険適用という政策を行い、各自治体で様々な助成金制度を行うことで不妊治療への関心が広がっているように感じます。
福島県南相馬市の助成制度では保険診療と保険外の自由診療を組み合わせた混合診療は1回目で上限30万円となっており、治療を行っている方々にとって助かる内容だと思います。
本来であれば、保険診療と自由診療を組み合わせた混合診療になりますと全額自由診療という扱いとなります。
このような助成金制度があることで負担が少なくなりますね。
皆さんもお住まいの自治体の助成金制度を調べてみると良い情報が見つかるかもしれません。
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