妊娠とコロナウィルス

こんにちは。
今日は雪がちらちらと降っていて、綺麗でした。

COVID-19

さて、妊娠とコロナウィルスについて、今だ不明な点が多く不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍で妊娠して大丈夫だろうか?
子どもは大丈夫だろうか?
と不安になってしまうこともあると思います。

弊社でも正しい情報をお伝えしようと、様々なデータを確認しながらブログを書いております。
しかしながら、妊娠・妊婦に対するデータが少ないこと、現在行われているワクチンの臨床試験において、妊婦は対象から除外されていることから、妊婦に対する安全性・有効性は現時点では明らかではないことが多いです。

厚生労働省のHPに新型コロナワクチン接種についてのお知らせがあります。
2月下旬から医療従事者等へのワクチン接種が開始される予定だそうです。
詳細はこちらをご覧ください。
<妊婦例の特徴>
現時点では、妊娠中に感染しても、基礎疾患(高血圧や糖尿病、肥満)を持たない場合、臨床経過は同年齢の女性と変わらないとされている。
しかし、米国などでは、重症化や流産のリスクが高いこと、児に子宮内感染が起こりうることが報告されている。
日本産婦人科学会が2020年7~8月に行った調査では、PCR検査陽性の妊産婦72人において、81%(58/72)が有症状(うち71%に発熱有)であり、妊娠後期の妊婦ほど重症化しやすい傾向が見られた。
死亡例は1例(外国人旅行者)だった。出生児への感染の報告はなかった。
米国で新型コロナウィルス感染症として報告された15~44歳までの女性の有症患者約41万人のデータから、以下の結果が得られた。

妊娠中の女性(約2.3万人)は、妊娠していない女性と比べて、
・3.0倍が集中治療室(ICU)へ入室した
・2.9倍が人工呼吸管理を要した
・2.4倍が体外式模型人工肺(ECMO)を要した
・1.7倍が死亡した

<参考文献>
新型コロナウィルス感染症診療の手引き・第4版
2020年12月23日の情報を基に作成されているものです。

米国CDCでは、

妊娠中の人は、妊娠していない人と比較して、COVID-19による重篤な病気のリスクが高いかもしれない。と2020年10月27日に発表していたが、2020年11月5日時点では、「妊娠中の人は、妊娠していない人と比較して、COVID-19による重篤な病気のリスクが高くなる」としました。
データが集まるにつれ、詳しいことがわかってきています。
さらに、COVID-19の妊娠中の人々の間では、早産などの有害な妊娠転帰のリスクが高まるかもしれないとされています。

今後も妊娠とコロナについて、追っていきたいと思います。
いくら感染症対策をしても、感染してしまうこともあるかと思います。
私は大丈夫!と驕ることなく、家族の為に、大事な人の為に、必ず感染症対策をとりましょう。

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