着床前診断の効果について
こんにちは。
やわらかい春の風が吹いている今日この頃です。
みなさん、衣替えはお済でしょうか?
暖かくなると、色々なことに挑戦をしたくなり意欲が湧いてくる気がします。
3月、4月は、冬に卵子提供を検討されていた方々が、動き出すシーズンでもあります。
お問い合わせが増えてくるので、スタッフ一同、風邪をひかずに皆様へお会いできることを願っております。
今日は、卵子提供プログラムのメインとも言える、”着床前診断”についてのお話です。
日本産婦人科学会では胎嚢が確認されることを妊娠と定義しています。
通常の体外受精の場合35歳、37歳、39歳、41歳と女性の年齢が上昇するにつれて、
38.1%
34.8%
29.2%
21.4%
と妊娠率は下がっていきます。(日本産婦人科学会ARTデータ2015)
妊娠後の流産率は、通常の体外受精の場合、女性の年齢の上昇につれ
20.1%
24.2%
30.0%
39.9%と急激に上昇します。
しかし、PGSを行うと、年齢にかかわらずほぼ10%という低い数値を維持できます。
女性の年齢上昇につれて増加する受精卵の染色体の数的異常により、流産率の上昇、着床率の低下を引き起こすのです。
PGSを実施し、正常胚を移植することで、流産の回数を減らすことが出来ます。(必ずしも流産をしないというわけではございません)
卵子提供でPGSを実施した場合には、着床率も通常の体外受精に比べ、上昇します。
PGSを実施する・しないはご夫妻のご判断となります。
詳しいご説明は、弊社の経験豊富なスタッフがご説明をさせていただきます。
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