卵子の老化について
妊娠には適齢期があります。
日本産婦人科学会が公表する統計資料をみると生殖補助医療(ART)によって妊娠した率、出産した率、流産した率がわかります。2016年度の報告によれば、妊娠率(総治療に対する)と出産率(総治療に対する)は37歳を境に下落幅が大きくなっています。一方、流産率(総妊娠に対する)は38を境に上昇幅が大きくなっています。
これらがあらわしていることは、年齢の上昇とともに妊娠して出産する力も老化してゆくということです。妊娠・出産する能力が年齢の増加に反比例して落ちてしまう主な原因として、卵子の老化があると言われていますが、だれにとっても卵子の老化は避けられるものではありません。歳をとるごとに卵子も老化して数も減ってゆきます。
これによって、妊娠が成立しない妊娠する能力がどんどんと低下してしまうということになり、また、体外受精を行ったとしても卵子が老化していると受精卵が育っていかないといったことも起きます。
歳を取ると卵子が老化したりその数が減るだけではなく、卵子の中にある染色体異常が発生し、この染色体の異常が原因となり、流産、着床障害、または受精障害を起こしたりもします。
卵子の老化により、着床や受精に障害が起きて着床したとしても流産してしまう割合が増えてしまうため、第3者から卵子の提供を受け妊娠出産を目指す方が増えています。海外の多くの国ではこの卵子提供に関わる法律や指針が整備され、卵子提供が広く行われていますが、日本においては法律や指針が整備されておらず実態としては卵子提供を受けて出産を目指すのは非常に困難です。
弊社メディブリッジにおきましては、海外の医療機関と提携しこの卵子提供に関しましてプログラムを組み、海外において卵子の提供を受けてお子様を授かって頂けるようにサポートを行っております。これまで11年にわたり、1000組を超える(2018年10月現在)日本人クライアント様のサポートを行い、経験、実績とも非常に豊富で、多くのご夫妻が、弊社を通じてお子様を授かっておられます。
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