精液検査でわかる事
こんにちは。
昨日の「隣の家族は青く見える」は、ご覧になりましたでしょうか。
松山ケンイチさんがとても素敵なお父さん役をされていますね!
まだ観ていない方、必見です!
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さて、本日は精液検査についてお話したいと思います。
男性不妊の検査の中で、精液検査は最も重要な検査です。
精液検査では次の項目を調査します:
1.精液の量
採取された精液の総量を測定します。
通常1回の射精で2cc以上が普通とされています。
ただ、精液の量は同じ人でも体調によって異なる事があります。
2.精子の数 (濃度)
正常な人は精液1cc中に精子が4,000万個以上いるのが普通と言われています。
ただ、こちらも体の状態などで精子の数(濃度)が変化します。
3.運動率
元気に運動している精子がどれくらいいるかを調べます。
精子の受精能力を一番表しているのが運動率と言われており、通常60%以上あれば正常と考えられます。
運動率が極端に低い場合は、精子無力症と診断されます。
4.奇形率
精液中に奇形精子が何パーセントいるかを調べます。
奇形精子の多くは受精能力がないといわれているので、奇形率が高い場合、不妊の原因になります。
奇形精子の頻度が高い場合は奇形精子症と呼ばれます。
5.精液のPH
精液の酸性度を調べます。
通常中性よりアルカリ性に傾いており、PH 7.2から7.8の間にあります。
乏精子症、無精子症の場合は酸性に傾くこともあります。
実際に検査するときは、マスターベーションで精液を採取し、病院で渡される容器に直接入れます。
検査の結果は身体の状態によっても異なるので、検査結果が悪い場合は繰り返し行います。
男性の場合、女性と比べて男性は積極的に行動に移す人が少ないようです。
しかし不妊の原因の3分の1近い割合を男性不妊が占めると言われており、精液検査は大切でな検査です。
女性の不妊検査に比べると、簡単で痛みを伴うこともほとんどありません。
ご夫婦協力して不妊治療に取り組む姿勢が大切ではないでしょうか。
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