妊娠中の母体の炎症で自閉症誘発?!

こんにちは。
関東は台風一過、真夏のような連休さ最終日でしたね。

暑い暑いというつぶやきもあと少し。
10月ともなれば紅葉も始まり、否が応でも秋の気配を感じることでしょう。

MediBridgAutumn

さて、今年の夏は例年になく食中道に関するニュースが多かったように思います。

何かが起こった時には、人為的なミスやずさんさが指摘され、改善に向けた取り組みが行われる訳ですが、ことそこに至るまでは、あまりにも普通の日常の風景にその「危険」は潜んでいて、未然に防ぐのはそう簡単ではないと感じます。

日常の危険について、夏が終わりを迎える今、妊娠中の女性、これから妊娠を予定しておられる方には、是非ご注意頂きたい事があります。

最近のいくつかの研究で、妊娠中に細菌やウィルス感染によって母体に炎症が起きると、自閉症スペクトラムにつながる脳回路の変化を誘導している事を示唆するデータが得られていとの事です。

[参考文献]Prenatal fever and autism risk

これまでにも妊娠中の感染が、胎児に影響を及ぼすことが知られているウィルスはありましたが、ウィルスや細菌そのものでなく「炎症」という、身体的な反応が胎児の脳の発達に影響するとするならば、原因は多岐に渡ります。
この研究結果を重く見た専門家の中には「妊婦は感染による炎症が起きないよう、出来る手は全て打つことが重要である」と喚起している方もおられます。 

「打てる手」と言われても…具体的にはどんなものがあるのか…。
少し途方に暮れながら、探してみました。
まずはワクチンの接種です。下記の2種はその代表的なものと言えるでしょう。

風疹ワクチンただし風疹ワクチンは摂取から2か月は妊娠を避けなければなりません。また、妊娠中に摂取する事はできません。

インフルエンザ予防接種妊娠前、妊娠中も受けられるとされる予防接種です。弊社でも冬が近づくと毎年接種を呼び掛けています。

その他に妊婦と赤ちゃんを守るどんな予防接種ー「打つ手」があるのか、医師にご相談されるのも良いかもしれません。

弊社でも引き続き、情報提供できるよう調べて参りますが、やはり、変わらずに、大きな効果を上げる防衛策は「手洗い」です。 あまりに普通の、誰でも知っている対策ですが、効果は絶大です。
冬に向け、ご家族皆さんで、取り組まれてください。

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