卵巣刺激症候群(OHSS)
こんにちは!
もうすぐ夏もおわりに差し掛かっているにもかかわらず、猛烈な暑さを記録しております。
今年は長い夏になりそうですね。
妊娠初期や排卵直後、または排卵誘発剤を投与した後に、お腹が突っ張ったり、張ったりする症状が出る方がいらっしゃいます。
その症状が進行したのが卵巣刺激症候群(OHSS)です。
卵巣刺激症候群とは、卵巣が腫れて水分(腹水)が溜まり、お腹が張ったり、吐き気、のどの渇きなどが起こる症状です。
症状例
・のどの渇き
・お腹の張り
・吐き気
・腹痛
・尿の量が少ないetc
不妊治療をしていると、よく「排卵誘発剤」という言葉を耳にするかと思います。
卵巣刺激症候群は、主に排卵誘発剤で使用する女性ホルモン剤の副作用が原因で、排卵誘発剤を使用すると女性ホルモンが増え、卵胞が急に育ちやすくなる為今までの身体とは違った体質の変化が起こります。
のどが渇きやすいのですが、腹水が溜まっている状態なので、のどを潤す程度の水分摂取をお勧め致します。
妊娠前の卵巣刺激症候群の場合は、治療の途中で投薬を中止すればそれ以上悪化する事は避けられます。
不妊治療をする過程で排卵誘発剤を使用した際、卵巣刺激症候群と感じたら早めに医師にご相談下さいませ。
少しでも心身共にご負担を軽減し、治療が進められますように。
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