TSHの値を知ろう!

みなさんこんにちは。
今日は夕方から雨の予報ですので、傘を忘れずに!

さて、不妊治療と甲状腺機能異常の関係をご存知でしょうか?

今日はこの2つの関係についてお話をしたいと思います。
甲状腺の機能を司るホルモンの中でも、不妊治療との関係で特に注目されているのは、TSH(甲状腺刺激ホルモン)という数値です。
tsh blog
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は、その名の通り甲状腺を刺激するホルモンであり、一般的に甲状腺の機能が低下しているときに値が高くなると言われています。
しかし実際には、甲状腺ホルモンの値は正常値を示していても、TSH(甲状腺刺激ホルモン)の値が高くなっていることがあり、その場合は潜在性甲状腺機能低下症と考えられることもあるそうです。
顕性甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン、甲状腺刺激ホルモン共に異常値を示す場合など)もしくは潜在性甲状腺機能低下症は、甲状腺抗体が陽性であるかどうかが関係している場合があるそうです。

しかし、妊娠前もしくは妊娠初期においては甲状腺抗体の陽性の有無に関わらず、TSH(甲状腺刺激ホルモン)の値は、2.5μU/ml以下が望ましいとする報告があるそうです。
実際に、妊娠初期におけるTSHの値が2.5μU/ml以上の場合、2.5μU/ml以下に比べ流産の率が高い示唆する医療系文献もあります。

そこで、TSHの値が高い場合はその値を下げるために、内服薬を処方されることがあります。
体外受精においても内服治療により妊娠前もしくは妊娠初期にTSHの値のコントロールを推奨している文献では、TSHの値を2.5μU/ml以下にすることで、着床率の改善、流産率の低下、妊娠率の改善に寄与するとしています。
不妊に悩むご夫妻にとって、わずかなリスクでも考えうるリスクを低下させたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
まだ一度も甲状腺機能の検査を受けたことのない方、主治医の先生と相談してみるのもいいのかもしれませんね。

弊社メディブリッジではクライアント様と現地クリニック医師の間に入り、少しでも安心して海外で卵子提供による不妊治療が受けられるようお手伝いさせて頂いております。

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