不妊治療とカウフマン療法
こんにちは。
今日は「はちみつの日」です。
はちみつの日は、1985(昭和60)年、日本養蜂はちみつ協会と全日本はちみつ協同組合が、「8(はち)3(みつ)」という語呂合わせから、この日を記念日と制定したそうです。
はちみつは、日本では平安時代に宮中への献上品に使われるほど、貴重品とされていました。江戸時代には、家康の孫娘 千姫が、絹などとともに、はちみつ数百貫を持って嫁いだと伝えられています。
さて、今日は不妊治療とカウフマン療法についてお話させて頂きます。
早くして月経が止まってしまったり、月経が著しく不順だったりすると、内膜が薄くなってしまったり、動きのない環境に子宮が縮小してしまうことがあります。
弊社にご相談にこられるご夫妻の中にも、月経が早くして止まってしまう方々もおられます。
その場合、ホルモン療法にて移植前に生理を起こし内膜の調整を開始します。
カウフマン療法とは、内服薬等によりホルモン補充を行うことで、規則的な月経周期を起こすことができます。
通常、1月経サイクルに2種類のホルモン剤を処方に従って服用することで、内服終了後に数日で※消退出血が起きます。
※消退出血とは、女性の体内で剥がれた子宮内膜が体外へ排出される際の出血のことを指します。
このような投薬により、通常通りの月経と同じような反応を子宮に起こさせることで、子宮内膜の厚みに変化を起こし、また子宮の縮小化も防ぐ効果が期待できます。
ただ、このカウフマン療法には排卵誘発作用はありません。
著しい月経不順や無月経の状態を長く続けると、子宮の状態は不良になり、元の状態に戻すまで時間が掛かってしまうケースもあります。
カウフマン療法は、通常は約3か月~半年周期ほど服用を続け、子宮環境の向上を目指し、妊娠に適した状態にすることが目標です。
ご自身の体調に変化を感じたら、早めの医療機関への受診が大切ですね。