体外受精での子宮外妊娠の確率とは
こんにちは!
東京は5℃を越える日が続いており、3日連続の夏日だそうです。
外出時には、体温調節可能な上着などをもって、急な気温差で体調を壊さないようにしたいですね。
外出時には、体温調節可能な上着などをもって、急な気温差で体調を壊さないようにしたいですね。
さて、今日は「体外受精と子宮外妊娠の関係」についてお話しさせていただきます。
体外受精による妊娠においては、約2-5%が子宮外妊娠になる可能性があると言われています。
一般に全妊娠数の約1~2%が子宮外妊娠と言われていますから、体外受精での子宮外妊娠率は、通常の妊娠よりも確率が上がると言えます。
一般に全妊娠数の約1~2%が子宮外妊娠と言われていますから、体外受精での子宮外妊娠率は、通常の妊娠よりも確率が上がると言えます。
体外受精(顕微授精を含む)の場合は、体外で受精させた胚(受精卵)が子宮内に移植されます。
つまり、体外受精の治療プロセスにおいては、受精卵が卵管を通ることはないのですが、通常よりわずかに子宮外妊娠の確率が高くなるのです。
これは、胚が子宮に移植された後、着床するまでの間に胚がわざわざ卵管に移動することで起こると考えられています。
通常妊娠ではなく、子宮外妊娠を発症した場合の症状は、どのようなものでしょうか?
超音波検査で、子宮内に妊娠が成立(子宮内腔への受精卵の着床)していることが明らかになっている場合は、腹痛がほかの原因で起こっている可能性もあります。
しかし体外受精で胚を2個以上移植している場合は、正常妊娠が確認された胚以外の胚が、子宮以外の場所に着床している可能性もありますから、注意が必要です。
子宮外妊娠の主な症状には、下記のようなものが挙げられます。
・鋭い腹痛、わき腹の疼痛
・首と肩の疼痛
・痛みを伴う月経時のような出血
血液検査からも、子宮外妊娠の可能性を読みとることができます。
hCG数値や上昇率が正常でない場合、一定して高値の場合は、子宮外妊娠を否定する場合には、早めに超音波検査を受ける必要があります。
※一般に胎嚢が確認できるのは、hcgが1000~1500mIU/ml以上と言われています。
※一般に胎嚢が確認できるのは、hcgが1000~1500mIU/ml以上と言われています。
子宮外妊娠の診断が遅くなり、受精卵が成長すると、卵管が破裂し出血が起こったり、症状が悪化して次のような事態になる恐れもあります。
・腹部に生じる激痛と突然の疼痛
・脱力感、あるいは失神状態
・肩の疼痛
体外受精による子宮外妊娠の可能性は低いものの、このような症状が出る前に、迅速に医師の判断を仰ぐ必要があります。
最近はエコーや、妊娠検査薬の精度の向上により、早期診断が可能になってきているようですので、少しでも異常を感じたら、信頼できるドクターに迷わず相談することが大切です。
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