着床出血は必ずあるの??
こんにちは。
桜の花がとてもきれいに咲いているので、気分も明るくなりますね。
さて、「着床出血」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床したときに起こる微量の出血のことです。
受精卵は子宮内膜へと深く潜りこむ際に子宮内膜の組織を傷つけることがあり、そのときに出血が起こります。
出血と聞くと体に良くないことのように聞こえるかもしれませんが、着床に伴う過程なので、心配はいりません。
しかし本当は、着床出血という言葉は医学用語ではないのです。
何を着床出血というのかの定義も、実はないそうです。
妊娠初期の場合、絨毛が作られる過程で出血が起きる可能性は十分に考えられます。一方、生理予定日くらいの出血は、エストロゲンとプロゲステロンといった女性ホルモンの変動が原因かもしれないと推測できるそうです。
つまり、出血は妊娠をしたから必ずあるものではなく、着床の目安として自己判断をするのは好ましくない基準と言えます。
妊娠初期に不正出血があった場合、ポリープやその他の器質的な異常、異常妊娠の可能性も考えられます。
出血をしたからと言って必ずしも流産をするわけでもありません。
不正出血があった場合には、慌てずに医療機関にご相談ください。
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