卵巣嚢腫と妊娠

こんにちは。
1881年の今日は、堺県を廃止して大阪府に編入をした日だそうです。

赤ちゃん

さて、本日は若い世代に多い”卵巣嚢腫”についてお話します。
卵巣は、親指の先(うずらの卵)、2~3cm大ほどの小さい臓器ながらも卵子を排出したり、女性ホルモンを分泌するなど女性の健康のリズムにかかわる重要な働きをしている臓器です。
一方で、体の器官の中ではもっとも大きな腫瘍ができやすい臓器でもあります。
卵巣にできる腫瘍はさまざまですが、大きく分けると良性の「卵巣のう腫」と、悪性の疑いが強い「充実性腫瘍」とに分けられます。
このうち、もっとも多く見られるのが卵巣のう腫で、卵巣腫瘍全体の約8割を占めています。

「のう腫」の「のう(嚢)」は、袋という意味で、卵巣の中に袋ができて液体がたまってのう胞状の腫瘍になったもので、さわるとブヨブヨしています。
一方、充実性腫瘍というのは、中にコブのような組織がつまったかたまりで、良性のものと悪性のもの、その中間のものがあります。
がん検診や妊娠検査で偶然見つかるケースも多いようです。
卵巣のう腫に限らず、卵巣にできる腫瘍は、大きくならないとなかなか症状があらわれません。
症状が現れるのは、のう腫が8cmとか10cmほどの大きさになってからだそうです。
8cmや10cmの筋腫と考えると、少し怖いですね。
ときには、茎捻転を起こして救急車で病院に運ばれて、はじめて卵巣のう腫に気づくケースもあるそうです。
妊娠中に発見されるほとんどの卵巣のう腫は良性の可能性が高いのですが、悪性の場合には手術が必要になります。

卵巣嚢腫が進行すると、自己卵での妊娠が難しくなったり、早期に閉経をしたりします。
弊社ではそのような方でもお子様を授かれるように、卵子提供にてサポートをさせていただいております。
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