チョコレート嚢胞とは?
こんにちは。
今日は、響きがおいしそうですが、妊娠をするのにとても厄介なチョコレート嚢胞についてお話いたします。
まず、チョコレート嚢胞とはいったい何なのでしょうか?
それは、卵巣の子宮内膜症です。
通常では子宮内膜で増殖する細胞が、卵巣内で増殖し血液が溜まることによって卵巣が肥大するのが病態です。月経痛などの痛みや、お腹の張りといった症状を訴えることが多いようです。
体外受精のための採卵・受精率への影響も、チョコレート嚢胞が3~4cmと小さいうちはそれほど大きな影響はないと考えられているようです。しかし自然妊娠の場合と同様、チョコレート嚢胞が大きくなるにつれて影響も大きくなる可能性が高くなると言われています。
<チョコレート嚢胞が不妊原因となる3つの理由>
癒着による卵巣機能の低下
卵巣機能の低下
大きくなった卵巣による卵管の圧迫
内膜症は20~30代前半に好発することを鑑みれば事はより深刻です。
内膜症患者では3年間の累積妊娠率が軽症でも約50%、チョコレート嚢胞を有する重症例となると5%と報告されます。
重症化する前に、正しい治療をすることをが、妊娠に繋がる第一歩であると思います。
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