ジカ熱拡大、妊婦の渡航は要注意

こんにちは!
今日は節分ですね。今年の恵方は「南南東」です。
夕飯には無言で恵方巻きを食べるつもりです。

さて、最近よく耳にするジカ熱について、WHOが緊急事態宣言を出しました。

ジカ熱

WHO、緊急事態を宣言 妊婦の渡航、注意呼びかけ

ベルリン=宮下日出男】世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)は1日、ブラジルなど中南米で拡大している感染症「ジカ熱」の流行について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言し、妊娠中の女性が感染地域に渡航する際の注意を呼びかけるとともに、各国に感染拡大の阻止に向けた対策の強化を求めた。

 緊急事態は同日開かれた専門家による緊急委員会の結果を受け、WHOのチャン事務局長が決定した。緊急委はジカ熱と新生児の「小頭症」と関連が「強く疑われる」ことを主な理由として、全会一致で緊急事態の適用を勧告。感染拡大の状況、有効なワクチンや治療法がないことも判断の材料となった。

 WHOは対策として、感染地域への渡航制限などは不要としたが、妊婦には渡航を極力控える一方、渡航する場合には医師と相談の上、長袖の服を着用するなどして、蚊から身を守る対策をとるよう促した。

 また、一段の感染拡大を抑えるため、各国には感染状況に関する監視や情報交換の強化などを求め、ワクチンや治療法の研究・開発への取り組みも強化されるべきだとした。

ジカ熱は蚊が媒介するジカウイルスを原因とした感染症で、昨年5月にブラジルで感染が報告後、20カ国・地域以上に拡大。感染者は最大400万人に達するとも予想される。ブラジルでは昨年10月以降、4千人以上の小頭症の新生児が確認され、ジカ熱との関連が疑われている。

 WHOによる緊急事態宣言は2014年8月、西アフリカを中心に感染が拡大したエボラ出血熱以来。同年5月にはポリオ(小児まひ)でも同様の措置をとっている。
(産経ニュースより)

ジカ熱に感染した妊婦の感染と小頭症との因果関係が強く疑われていますが、今のところ治療法はなく、「蚊にさされないようにする」というのが最も有効な対策のようです。
中南米を中心に広がっているようですが、弊社が卵子提供プログラムを提供しているハワイでも、今年1月に生まれた小頭症児のジカ熱感染が確認されています。

海外に渡航される方、特に妊娠中の方は、蚊に刺されないよう、十分ご注意ください。

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