季節の変わり目の不調を招く原因とは?
こんにちは!
今日は台風のせいで、東京は朝から雨です。
猛暑がやっと一段落したと思ったら、早くも台風の季節ですね。
気温差が激しくなるこの時期、夏の疲れもたまって、だるさを感じたり、眠気がなかなか日中も抜けない方、多いのではないでしょうか。
季節の変わり目に感じる不調の多くは、「自律神経の乱れ」から生じます。
自律神経とは、呼吸や消化、血液・リンパの循環など、人間の体の活動を調整するために、常に働いている神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つに分けられます。
運動している時や、興奮した状態の時、体を活発に活動させるときに働く神経が、交感神経です。
一方、安静状態の時、睡眠時、食事中など、体が休んでいるときに活発になる神経が、副交感神経です。
交感神経、副交感神経の両方のバランスが崩れてくると、体調にも大きく影響します。
夏から秋への移り変わりの時期には気温の変化が激しくなりますが、これが実は、自律神経にとっては負担になります。
自律神経の働きの一つに、体温調節機能がありますが、季節の変わり目の気温変化は、体温を一定に保とうとする自律神経にとって、余計な負荷を掛けることになるのです。
気温差によって体温が上がったり下がったりするのを防ぐために、自律神経の交感神経と副交感神経が入れ替わって体温を一定に保とうとします。その結果、自律神経のバランスが崩れ、睡眠不足や頭痛、慢性疲労など、様々な体の不調を招きます。
では自律神経に負担をかけないようにするには、どうしたらよいでしょうか?
それには、「気温差から身を守ること」が有効です。
例えば、外出時はストールを持って出かける。
少し肌寒いな、と感じたら、寝具を変えてみる。
冷たい飲み物は少し控えて、温かいものに変えてみる。
こういった小さな工夫で、体温を一定に保つことができれば、自律神経にも余計な負担がかからなくて済みます。
自律神経は、5度以上の急激な温度変化への対応が難しいと言われています。
急激な気温差から体を守ることが、自律神経を守ることにもなります。
妊活中の方には、睡眠不足などの体の不調は大敵です。
最近なんだか疲れが取れない・・・と感じている方、気温の変化を意識して、ぜひ体温を一定に保つように心がけてみてください。不調がすっきり消えるかもしれませんよ!