卵子の老化
こんにちは。
少し雨降りですが、木々の緑には天の恵みでしょうか。
今日は、卵子の老化について書きたいと思います。
卵子のもとになる原始卵胞は、200万個程度、生まれる前から卵巣に蓄えられています。ところが、この原始卵胞は、どんどん減り続け、思春期を経て生殖適齢期のころには20万から30万個程度になります。その後も減り続け、新しく作られることはありません。つまり、卵子はご自身の年齢とともに年をとるのです。最終的に閉経までに造られる成熟卵胞の数は約400個程度と言われています。
年齢を重ねた原始卵胞から排卵された卵子には、減数分裂がうまくいかず、染色体異常を持ったものが増えてきます。卵子に染色体異常があると、受精卵になりにくく、また、流産する可能性も増えてきます。また、自然妊娠の確率は、30歳頃から下がり始め、40歳を超えると激減し、44歳以降では1%程度になってしまします。
このように、40歳以降になると、自己卵での妊娠が難しくなってくるため、海外では卵子提供による不妊治療が早い時期から行われるようになっています。
弊社では、タイとハワイでの卵子提供プログラムをご提供しております。また、着床前診断などもご提案しております。ご興味のある方は、一度弊社までお問い合わせください。