卵子提供での出産
こんにちは!
今日の関東は台風一過、爽やかな初夏の空です。
成田に向かう国際線の中で出産があり、女児誕生のニュースがありました。
地上職員が拍手で出迎え、お父さんと思われる男性に抱えられてタラップを降りて来る光景に「よくぞ無事に生まれてくれました!」と感動した出来事でした。
とはいえ、出産は今も昔も、場合によってはヒト2人の命を奪いかねない重大な局面である事を、忘れてはなりません。
妊娠を望まれる方は、海外や強行軍となりそうなご旅行は、妊娠前に済ませていただきますよう、お願いいたします。
実際には、経過に問題が無い妊婦の航空機利用を含む旅行については、それ程問題視しないお医者様が多いのですが、それは「あくまでも自己責任」。「行ってよいとも悪いとも言えません」とのスタンスが一般的です。
良い機会でしたので、弊社にて卵子提供プログラムをお受けになられた方のご出産について、考えてみました。
それぞれにご事情は異なりますが、多くのご夫妻は長く不妊に悩まれた末に、最後の望みをかけて弊社にご相談にお見えになります。 結果として、妊婦様のご年齢はいわゆる高齢出産(35歳以上)であるとなる事が多く、妊娠期間、出産、出産後と慎重にお過ごしくださいと、弊社スタッフ一同祈るような気持ちで見守ります。
帝王切開でご出産の方もおられます。
双子をご妊娠で、早い段階から管理入院をされていた方もおられます。
持病を持ち、主治医のサポートを受けながら自然分娩された方もおられます。
妊娠期間から「何の問題ない」を言われ続け「何の問題もなく」、2時間で自然分娩された方もおられます。
等々
経過、周囲のご協力、ご本人の体調等、人それぞれです。
そこに卵子提供に特有の何らかの懸念があるという印象を、我々自身は抱いておりません。
勿論、今後研究が進めばその限りでない場合もあるでしょうが、それは統計等を取られている専門機関にお任せしようと思います。
弊社は今までもこれからも、お子様を望まれるご夫妻の希望の光でありたいと願っています。