へその緒とお母さん、赤ちゃんのつながり
こんにちわ。
本日東京は小雨模様で、冬の気温に逆戻りです。
皆様、へその緒のもつ役割はご存知でしょうか?
へその緒は臍帯(さいたい)と呼ばれ、お母さんと赤ちゃんとの大切な大切な「つながり」です。
臍帯とは赤ちゃんのおへそと胎盤を繋ぐ管状組織で、赤ちゃんが成長するのに大変重要な役割をになっています。
赤ちゃんが成長するには当たり前ながら栄養が必要です。
胎盤からお母さんの血液を吸い上げ、その中に含まれている養分と酸素を赤ちゃんにおくります。
反対に赤ちゃんから胎盤へも血液が流れていきますが、その中には栄養のない老廃物が含まれています。
このようにして、お母さんと赤ちゃんは血液と臍帯を通じて常につながっているのです。
といっても、直接お母さんの血液が赤ちゃんの中に流れているのではありません。
お互いの血液の中から必要な養分や老廃物の交換をしているので、お母さんと赤ちゃんの血液が混じり合うことはありません。
ちなみに、胎盤は受精卵が子宮に着床をしてから赤ちゃんの成長と共につくられる、特別な器官なんです。
卵子提供を受けて赤ちゃんを授かったのち、赤ちゃんはお母さんからの栄養をたくさん取りながら大きくなっていきます。
やはりお母さんと赤ちゃんは特別深くつながっているんですね。
胎盤は赤ちゃんを雑菌や細菌から守る役割をしていますが、たばこやアルコール、薬といったものは遮ることができません。
妊娠中にお母さんが摂取するものには最大限注意しましょう。