着床前検査 日本産科婦人科学会、臨床研究案を了承
こんにちは。
昨日は天気が悪かった分、今日の晴天はとても気持ちがいいですね。
昨日の新聞記事で、着床前検査について気になる記事を見つけたのでご紹介させて頂きます。
着床前検査 学会委、臨床研究案を了承 3年かけ出産率検証
日本産科婦人科学会(東京都中央区)の倫理委員会は25日、体外受精させた受精卵の染色体異常を調べる着床前スクリーニング(ふるい分け検査)の臨床研究案を了承した。流産を繰り返す女性を対象に、異常がない受精卵を子宮に戻し、妊娠率が向上するかを調べる。12月の学会理事会で承認されれば、シンポジウムを開いて関係団体などから意見を聞き、早ければ来年度中に実施される。
異常がない受精卵を選んで子宮に戻す着床前検査をめぐっては、ダウン症などの染色体異常を持つ子供が生まれる可能性を排除するため、「命の選別」につながるとの批判がある。また、受精卵を廃棄することが倫理的に問題との指摘もある。
苛原(いらはら)稔委員長によると、臨床研究は流産を2回以上繰り返す女性や、体外受精に3回以上不成功の女性が対象。受精卵の染色体の数の異常を調べる新手法を用い、スクリーニングにより出産率が向上するかを3年ほどかけて検証する。
これまで学会は、重い遺伝病の子供が生まれる可能性がある夫婦などに限り、着床前に異常を調べる「着床前診断」を1件ずつ審査。平成16年に慶応大で初めて行われて以降、350例以上が承認された。
やっとという感じもしますが、まだまだ着床前診断が一般化されるまでには時間がかかりそうです。
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着床前診断について検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。