他人ごとではない、子宮筋腫
こんにちは。
雨は止みましたが、蒸し蒸しする日が続きますね。
今回は女性にとって心配な疾患のひとつ、「子宮筋腫」にしてお話したいと思います。
子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性の腫瘍で、通常は1個だけではなく、複数個できます。
ごく小さいものまで含めると、40歳前後の女性の約30%に筋腫があると言われ、30歳前後の比較的若い年齢の方にも見られる事があります。
子宮筋腫は、多くの女性にみられるものですが、その発生原因は未だ解明されておらず、治療方法も多岐にわたります。
しかし、筋腫が大きくなる原因の1つに、エストロゲン(卵胞ホルモン)が影響しているといわれており、筋腫が肥大することもあり、筋腫を指摘された方は経過観察が必要なケースもあります。
筋腫の場所や大きさによっては、子宮の内腔で受精卵の着床が阻害されたり、また流産の原因になることもあり、子宮筋腫のある人全てが不妊症になるわけではありませんが、治療が必要と判断されることもあります。
妊活のため休業中の森三中の大島美幸さんも子宮筋腫の治療を受けていたそうですね。
子宮筋腫という病気が以前よりも認知されるようになったとはいえ、やはり若い女性には婦人科検診を受けるのに抵抗を覚える方も多いのではないでしょうか。
自分の体を守るためにも、定期的に検診を受ける事をお勧めします。