血中ホルモン検査について

こんにちは。
皆様3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
クリスマス前の3連中とあって街中にぎわっていました。
今日はクリスマスイブですね。
みなさん素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。

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不妊症の一般的な検査の一つに血中ホルモン検査があります。
今回は血液検査でプロラクチンの値を調べる検査についてお話をしたいと思います。
プロラクチンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺の発達やホルモンの生産を促す、白血球を増やして免疫力を高める、発毛や皮脂腺の成長を促進するなどの大切な働きをします。
その一方で、排卵や卵胞の成長を抑える作用があるため、プロラクチン値が基準値を超えて高い場合は不妊症の原因となってしまいます。
高プロラクチン血症の主な原因は、甲状腺機能の低下や多嚢胞性卵巣症候群などが挙げられます。
また、原因の例としては少ないですが、プロラクチノーマという脳にできる腫瘍が原因のこともあり、数値があまりにも高い場合にはMRI検査を行います。
さらに、意外な原因としては、一部の胃薬や精神安定剤によって数値が高くなる事もあるようですので、問診では、たかが胃薬と思わずに全て述べたほうがよいです。
ストレスなどでも高くなるケースがあり、注射が苦手な人は採血で数値が上がる事もあるようです。
プロラクチンの数値は1日のうちでも変動が激しいので、一度の採血で基準値より下でも、疑わしい場合には脳化垂体を刺激するテストを行う場合もあります。

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