原因不明の機能性不妊とは

こんにちは。
今日は全国的に雪や雨模様のお天気ですね。
上手に重ね着して、身体を冷やさないようにしつつ、お洒落も楽しみたいです。

機能性不妊

 
さて、今日は原因が分からない不妊についてをご紹介します。
 
○悩む前に必要な検査を受けているかチェック
不妊検査の結果、異常がなかったのにも関わらず妊娠しないことを「機能性不妊」といいます。
これは、約10%のカップルに見られ、異常がなくてよかった思う反面、具体的な治療法が見えずに悩む人も多いでしょう。
しかし「原因不明」と判断する前に、まず必要な検査をすべて行なっているかどうか、再度チェックしたほうがよいでしょう。逆に言うと、妊娠するためには性交による射精から受精、着床に至るまですべての条件がととのっていなければなりません。ある病院ではわからなかったことが、別の病院で違う検査を受けたら分かったというケースもあります。
一般に、不妊のおおまかな原因を探るには基本検査が必要とされます。
基本検査をすべて受け、特に問題がなかったときには「原因不明」と診断され、さらに詳しい検査を行なって治療を進めるのが一般的です。
 
○本当は「原因がない」のではなく、「説明ができない」のが機能性不妊
確かに、検査では特に異常がなく、「性交と排卵のタイミングが合わない」カップルもいます。(この場合は「タイミングが合わない」ことが原因になります。)
検査でどうしても分らない異常に、「卵子のピックアップ障害」があります。卵巣から飛び出した卵子が、なんらかの原因によってラッパ状の卵管采に入っていけないことをいい、難しい不妊症の約半数を占めます。
また、卵子と精子が互いに出会っているはずなのにもかかわらず、精子が卵子の中にうまく入っていけない「受精障害」もあります。
さらに、医療技術が進歩しても、現在ではどうしてもわからないブラックボックスとされているのが「着床障害」。「着床」とは受精卵(胚)が子宮内膜に付着することをいいますが、子宮内に異常があるとうまくいかない場合があるのです。このように、原因はあっても、いまの医療では分らない場合があります。
 
不妊の原因が分からないと、知らないうちに自分自身を責めてしまったりと、ストレスも溜まりがちになってしまいます。
検査を受けつつ、ストレスも上手に発散しながら、楽しい妊活をしたいですね。
今日も自分らしく楽しい1日を過ごしましょう。

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