不妊かな?と思ったら。
こんにちは。
今日も冬型気圧の影響を受けて、寒さが身に染みる1日になりそうです。
冷えは万病の元とも言われていますから、暖かい服装で過ごしましょう。
さて、今日は不妊かどうかを知るための手がかりともなる、基礎体温についてお話しします。
○基礎体温とは?
体の動きが最も安静な状態のときの体温を、基礎体温と言います。
朝、目を覚ましたとき、体を動かす前に測定します。
○基礎体温から分かること
基礎体温をグラフにつけることによって、月経の周期や排卵の有無、排卵時期が不規則になっていないか、高温期の長さなどが確認でき、女性の体をコントロールしている女性ホルモンのリズムを知ることができます。
健康な女性のグラフは、生理や排卵などの性周期にしたがって二相の曲線が描かれます。
○基礎体温をつけるメリット
・次の生理がはじまる時期を予測できる
・体調の良い時期と悪い時期を知ることができる
・妊娠しやすい時期を予測できる
・きちんと排卵できているかどうかを確認できる
・女性ホルモンが分泌されているかどうかを確認できる
・妊娠しているかどうかを早めに確認できる
・流産の可能性を確認できる
・更年期障害を早期に見つける手助けとなる
○基礎体温から分かる妊娠しやすい時期
妊娠は、卵巣から排出された卵子(排卵)が精子と出会い、子宮内膜のベッドで着床して起こります。ですから、排卵の後が最も妊娠しやすい時期といえます。
基礎体温をつけていると、生理がはじまってから低温相になっている体温が、急に上がり高温相に入るのが分かります。これが排卵のサインです。 体温が低温相から高温相に変化した日から前後4 ~ 5日間が排卵期と呼ばれていて、妊娠しやすい時期になります。
不妊検査は基本的にいつ受けてもよいそうですが、月経直後の低温期(卵胞期)がベストと言われています。基礎体温をつけると低温期や妊娠しやすい時期など、自分自身の体のことがとてもよく分かります。女性としては、毎日基礎体温を計る習慣を身につけたいものですね。