ビタミンDと妊娠・出産の関係
こんにちは。
昨夜の東京は強風のため電車が止まったり、遅れたり大変でしたね。
本日は夜まで天気は良いみたいなので、気持ちよく1日を過ごせそうです。
さて、ビタミン摂取は妊娠、出産に欠かせない事ですが、最近その中でもビタミンDが妊娠や出産に大きく関わっていると言われています。
特に卵子提供による体外受精においては、ビタミンD濃度が正常な女性の妊娠率や出産に至るケースは、ビタミン濃度が不足している女性よりも高いと言われているようです。
また、ビタミンDが足りている女性は子宮筋腫になりにくいこともわかったそうです。
さらに、ビタミンDに関しましては以下のような事も言われています。
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性はビタミンD濃度が低い
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害の女性はビタミンD補充によって排卵率が上がる
・卵胞液中のビタミンD濃度は女性ほど体外受精の妊娠率が高い
・40歳以上女性では、ビタミンD濃度が高いほどAMHが高い
・ビタミンDは子宮筋腫を縮小する
・ビタミンD濃度が高い男性ほど精子の質が悪い
ビタミンDは女性だけではなく、男性にとっても、妊娠・出産の為に欠かせない栄養素です。
また、特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方や、子宮筋腫がある方、体外受精や顕微授精をしている方にはビタミンDは妊娠、出産にかかわる大切な栄養素なので、摂取を心かけた方がよいです。
なお、ビタミンDを多く含む食品は以下の通りです。
サーモン、いわし、さば等の油を多く含む魚、卵黄
ビタミンDは日光にあたる事によって、皮膚で合成されます。
今から寒くなる季節、天気が良い日には日光浴でビタミンD摂取もよいですね。