ミトコンドリアのケアで老化した卵子が甦る?!

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さて、卵子の老化が話題になっているのはもうご存知かと思います。
今回ご紹介する記事は、なんと、ミトコンドリアをケアすることで、老化した卵子が甦る、というものです。

妊活女子注目!老化した卵子を甦らせるにはミトコンドリアが大事

多くの女性が、将来子どもが欲しいと思っているのではないでしょうか。働く女性が増えて、いろんな選択肢ができた今、第一子の出産年齢が年々高くなっています。でも、忘れてはいけない女性の現実があります。それは、卵子の老化。

今回は、卵子の老化とその対策法に迫りたいと思います。

 ■卵子の老化は防げない!?

体で作られる卵子には限りがあるのをご存知でしょうか。卵子のもとになる細胞は、生まれる前に一生分が作られ、排卵のたびに失われていき、全てなくなると閉経を迎えます。

生まれる前から存在している卵子のもとは、体と同じように老化していきます。“20歳は肌の曲がり角”といわれるように、卵子も20歳ごろから老化が進んでいくのです。これはどうしても避けられない事実。

卵子の老化は妊娠率を下げる大きな原因でありながら、現代の技術では卵子の老化を防ぐことはできないと言われています。しかし、日本不妊治療学会によると、老化した卵子を甦らせる治療があるようです。

 ■老化した卵子を甦らせるミトコンドリア

日本不妊治療学会のホームページによると、

<卵子の老化とは、卵子の中にあるミトコンドリアの活動エネルギーが弱まっていることです。>
と、説明されています。

同学会の提唱する“生殖細胞ミトコンドリア治療”は、ミトコンドリアの活動の源になる微小電子を補うというもの。すると、細胞の機能が活発になり、老化した卵子も甦るのだそうです。

 ■卵子の質を上げるためにやるべきこと3つ

卵子の老化に関する研究は進んでいますが、質のよい卵子を育ててきちんと排卵させるには、体質改善が不可欠。では、やるべきことを確認しましょう。

(1)排卵があるか確かめる

基礎体温を測って、きちんと排卵があるかどうか確かめましょう。基礎体温については、過去記事「妊娠したい人は要注意!お酒好きな女性は自律神経が乱れがちに」をご覧ください。

(2)低体温を解消する

体温が低いと、卵巣の機能が弱まるとともに卵子の質も低下します。『エクセレント子宝ひろば』の安保徹先生へのインタビューによると、

<卵子はその細胞の中にミトコンドリアを沢山含んでいます ミトコンドリアは温めたほうがいいんです そうすると卵子の発育も良くなります>

とのこと。平熱が36.5℃ない人は要注意。お腹やふくらはぎをしっかり温め、体を冷やさないようにしましょう。

(3)適度な運動をする

運動不足で筋肉量が落ちると、血流も悪くなり卵巣のはたらきを弱くしてしまいます。血流をよくするヨガやウォーキングなどがおすすめです。また血流をよくし、ミトコンドリアを温めるためにも、毎日入浴するようにしましょう。

(4)食事のバランスに気をつける

肉類に偏った食事や、甘いものの摂りすぎは卵子の状態を悪くする原因。また、冷たい食べ物や飲み物も体を冷やしてしまうので注意が必要です。体を冷やす作用のあるトマトやナス、きゅうり、レタスなどの野菜は少なめにし、かぼちゃやネギ、ピーマン、にんじん、れんこん、にんにくなどの体を温める作用のある野菜を積極的に摂りましょう。

ミトコンドリアは卵子の細胞の中に沢山含まれており、その活動を活性化させることで老化した卵子を甦らせる、という考え方が、上記の記事で述べられています。
医学的にどの程度その事実が確認されているのかは分かりませんが、ミトコンドリアの活性化を促すとされる上記の方法4つは、いずれも難しいものではないのは魅力ですね。

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