進む子宮移植の研究、スウェーデン・イエーテボリ大
こんにちは。
今週末9月8日(日)は、東京目黒駅周辺で毎年恒例の「目黒のさんま」祭りが開かれます。
さんまの無料配布と、寄席も無料で参加できるこのイベント、毎年大勢の方でにぎわいます。
お近くの方は、目黒の秋空の下、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?
さて今日は、子宮移植に関するニュースをお伝えします。
【下司佳代子】子宮がなくても子どもを産みたい――そんな女性たちの望みをかなえる子宮移植の研究が活発だ。スウェーデンでは9月、世界初の出産を目指して受精卵を戻す手術が行われる。ただ医療として社会に受け入れられるのかは不透明だ。動物実験を進める日本の産婦人科医らは研究会を立ち上げ、応用に向けた議論を始める。
ヒトの子宮移植は、生まれつき子宮がない女性や、子宮頸(けい)がんで子宮摘出を受けた女性らのために考案された。女性本人の正常な卵巣から卵子を採って体外受精し、できた受精卵を凍結保存しておいて移植子宮に戻し、妊娠・出産を目指す。
スウェーデン・イエーテボリ大のチームは昨年9月以降、女性9人に、実母らの子宮を移植してきた。9月には、最初に手術を受けた2人に、受精卵を移す計画だ。
今年はトルコで子宮移植を受けた患者が妊娠したというニュースがありました。
残念ながらこのケースでは、妊娠継続はしなかったそうですが、子宮移植の技術は、子宮がん等により子宮摘出を受けた患者への新しい治療方法として注目を浴びています。
今後、子宮移植の研究が進めば、子宮摘出を受けた患者でも、妊娠・出産が可能になる
欧州では妊娠を目指す試みが早くも始まっているとのこと、今後の研究が期待されますね。