乳房再建、7月から保険適用に
おはようございます。
今週はずっと雨降りで、じめじめした日が続いています。
体調管理に気を付けたいものですね。
さて、先日アンジェリーナ・ジョリーが乳がん予防のために乳房の切除手術を受けたニュースをお伝えしました。
乳がんによる乳房切除を受けた場合、乳房の再建を行うことが一般的ですが、7月から人口乳房が保険適用となるそうです。
乳がんの全摘手術後の、乳房再建に使う人工乳房の保険適用が国内で初めて、12日開かれた厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)で承認された。
7月から保険が適用される。自費診療で100万円程度かかっていた患者負担が、大幅に軽減されることになり、患者にとって朗報だ。
保険適用が認められたのは、米アラガン社の人工乳房(6万9400円、患者負担は通常その3割)と、人工乳房を入れるために皮膚を伸ばす組織拡張器(3万2100円)。昨年9月に薬事承認を受けていた。
保険には月の負担上限額(一般的な所得の場合約8万円)を定めた高額療養費制度があるため、手術代などを含めた患者負担は大幅に軽減される。日本では1年に約6万人が乳がんを発症。うち約2万人が全摘手術による乳房再建の対象になるとみられる。
女性にとって、精神的にも負担が大きい乳房の手術。
人工乳房が保険適用になることで、経済的な負担も軽減され、再建手術が受けやすくなりますね。
自費診療では経済的に手が出なかった患者にも今後は再建手術が広がるのではないでしょうか。
こういった動きは他の治療にもぜひ拡大してほしいですね。