世界初の救命顔面移植に成功

こんにちは。
弊社ではインドでの代理出産プログラムをご提供しておりますが、インドの元バレーボール選手の女性が5月21日、下肢切断者の女性として初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功したそうです。
シンハさんは2年前、列車に乗っていたところ強盗に襲われて車外に突き落とされ、左足の膝から下を切断する大けがをしました。
インドのテレビ局の取材に、シンハさんは「同情の目で見られないために、何かを成し遂げなければならないことに気付いた」と語り、エレベストの登頂に挑みました。
シンハさんの功績は素晴らしいですね。

mounteverest

さて、今日は世界初の救命顔面移植に成功したニュースをご紹介いたします。

「世界初の救命顔面移植」にポーランドの医師らが成功

ポーランド南部グリビーツェ(Gliwice)の医療施設は22日、患者の命を救うための顔面移植手術に世界で初めて成功したと発表した。手術を受けた男性(33)は数週間前、職場の事故で顔に重傷を負っていた。

手術を行った「がんセンター・腫瘍学研究所(Cancer Centre and Institute of Oncology)」の広報担当によると、顔面移植手術がポーランドで行われたのは初めて。

石材加工場で働く男性患者は4月23日、石を切断する機械によって顔の大部分を切り取られる事故に遭っていた。

切断された顔の一部を接着し直す手術が行われ、視力の回復と顔の一部の再現には成功したものの、手術自体は失敗。傷の広さと深さから、男性は命の危険にさらされていたという。

しかし2週間もたたないうちに、死亡した30代の男性の顔面が提供されることになり、今回の手術が行われることになった。30代男性の遺族はすぐに同意したという。顔面を提供した男性の心臓と肝臓も、それぞれ別の人物に移植された。

ポーランド国内で顔面移植の施術が認められている唯一の医療機関である同センターは、5月15日に27時間に及ぶ手術を実施した。手術は患者の全面的な同意の下、行われ、男性本人は手術にとても前向きだったという。

医師の1人によると、術後1週間になる現在、男性の容体は依然として深刻であるものの、自力で呼吸をしており、話すことはできないが頭と手を動かすことで意思疎通も可能だという。顔の周囲に黒い縫い目のある男性が、ベッドに横たわって親指を掲げている写真がポーランドのメディアで報道された。

男性は自力でものを食べたり、見たりするまで回復する見込みで、8か月後には顔面の動きを完全に制御できるようになるとされている。

世界で初めて顔面移植手術に成功したのは、2005年のフランスの医師ら。以降、ベルギー、スペイン、トルコ、米国など世界各地で20以上の顔面移植手術が実施されている。

人の命を救うためには、先端医療技術の発展は常に求められますが、近年は目覚ましい進歩が見られますね。
順調な回復をお祈りいたします。

記事が良いと思われましたら是非クリックをにほんブログ村 マタニティーブログ 海外不妊治療へ

Copyright:c  2008-2013 MediBridge Inc. All Rights Reserved