ソンクラーンの季節がやってきます
こんにちは。
今日はホワイトデーですが、街なかでは美味しそうなスイーツや色とりどりの綺麗なお花を見かけますね。
そして、そのお菓子を見て悩んでいる男性の姿も見かけますが、女性はどのようなプレゼントが手元に届くか楽しみですね。
さて、弊社メディブリッジではタイ及びハワイでの卵子提供プログラムをご提供しておりますが、そのタイの正月についてお話し致します。
毎年、4月13日から15日は1年のうちでタイ人にとって一番大切な時期ですが、今年もそのソンクラーンの時期がやってきますね。
ソンクラーンはタイの旧正月(タイ旧暦の新年)の事を言いますが、水を掛け合って正月を祝うスタイルから、ソンクランは別名「水掛け祭り」とも言われています。
さて、なぜ水を掛けるのでしょうか?
本来は、新年に仏像に水をかけてほこりを落とし清めるという儀式でした。
水を掛けることは「お清め」の意味を持っていますので、若い人たちは、目上の人や両親に対して尊敬の念を表し、「サワッディー・ピー・マイ」(新年明けましておめでとうございます)と言いながら、手のひらによい香りのする水を注いでいました。
それがいつしか、町の沿道などで道行く人々にバケツや水鉄砲で水を掛け合う、まさに「お祭り」騒ぎの行事に発展していったのです。
この水の掛け合い、想像以上の激しさと盛り上がりがあります。
まさに国中が水掛け合戦状態ですが、その無礼講ぶりに初めてこの祭りを目にする観光客は、きっと驚くかと思います。
また、あらゆる道具を使って準備万端に水掛け体制に入りますが、巨大水鉄砲や、白い粉を溶かしたものを人の顔に塗ってまわるという姿も良く見かけます。
基本的にソンクラーン期間は誰に水をかけても良いとされているので、かけられた人も怒りません。
子供から大人までここぞとばかり、1年分のエネルギーを発散するかのように水を掛け合いますし、もちろん外国人だからと言っても、こちらの事情はおかまいなしです。
4月13日から15日の間にタイへ行かれる際は、レインコートを持参することをお勧め致します。
皆様、どうぞお気を付け下さいね。