韓国でも進む晩婚化、体外受精で双子急増
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今日はこの冬一番の寒さだそうで、銀座も冷え込んでいます。
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さて、近年日本でも晩婚化の影響で不妊治療件数は増加していますが、お隣の国韓国でも、事情は同じのようです。
18日午後、ソウル市中区の第一病院母児センター2階、新生児室。昨年1年間に新生児6560人が生まれ、韓国一の分娩(ぶんぺん)件数を誇るこの病院でここ3日間に生まれた新生児71人がベッドに寝ていた。病院関係者は「このうち7組(14人)が双子だ」と話した。最近生まれる子どもの2割は双子だという。
このところ晩婚傾向が続く中、自然妊娠が難しい夫婦が体外受精や人工授精などを受けるケースが増加し、双子が生まれる割合も急増していることが分かった。
第一病院の双生児出生率は2001年に2.61%、02年には2.18%だったが、10年には4.69%、昨年は5.35%にまで急増した。第一病院には「双胎妊娠クリニック」があり、特に双子の出産が多い。ほかの病院での双生児出産率も2000年代前半の1-2%から最近は5%程度まで増加した。
統計庁による韓国の双生児出生率(三つ子以上も含む)は01年に1.80%、06年に2.42%、11年には2.94%を記録した。自然妊娠で双子が生まれる確率は0.43%程度だが、昨年韓国で双生児出生率は自然の状態に比べ6.8倍高かったことになる。双子の出生児の数は01年の9966人から昨年は1万3852人へと39%増加した。
双生児出生率は、韓国国民の結婚年齢が高まるのに正比例して増加する傾向にある。統計庁の資料では、韓国の女性の結婚年齢は01年の26.78歳から11年には29.14歳まで上昇した。平均出産年齢も、01年の29.26歳から11年には31.44歳と2.18歳高まった。
医学界ではこのような状況について、自然妊娠が難しい高齢女性が増加し、不妊治療などを受ける中、双生児出産率が高まっていると説明している。代表的な不妊治療の体外受精は、妊娠成功率を高めるために数個の卵子から受精卵を作り子宮に移植するため、双子が生まれる可能性が高くなる。昨年第一病院で双子を出産した女性のうち自然妊娠は37.2%、体外受精や人工授精は62.8%だった。
双子の増加は、医療技術の発達と晩婚傾向が見られる米国など先進国でも共通の現象だ。米国の疾病統制予防センター(CDC)は、米国での双生児出生率(三つ子以上も含む)が1980年の1.89%から2000年には2.93%、10年には3.31%に増えたという集計結果を発表している。
インターネット上の双子の親のコミュニティー「双子のママたちみんな集まろう」のキム・ヤンスク代表(46)は「双子は一度に授乳しなければならず、衣類や学費なども同時に2倍の費用が掛かるため、育てるのが大変だという側面もある。しかし双子がそれぞれ友人になった子と互いに交流し、友人も2倍になり、学業成績を競い合うなど肯定的な側面も多い」と話した。
晩婚化の影響によって日本でも体外受精件数は年々増加していますが、日本では、通常は1回に1個の受精卵を胚移植するのが一般的です。
受精卵をいくつ移植するかは、国や個々の病院の方針によって異なりますが、海外では複数の受精卵を移植するケースが多く、その分双子出産の確率は上がります。
弊社がご提供するハワイ、タイでの卵子提供プログラム、インドでの代理出産プログラムでも、複数の胚を移植することが多いため、中には双子を授かる方もおられます。
いきなり二人の赤ちゃんのママになるのは大変だろうと思いますが、幸せも2倍かもしれませんね!