日本における卵子提供の現状とは?
こんにちは!
秋田県の男鹿市観光協会が「なまはげ」として活躍してくれる人材を募集しているそうです。
ワード・エクセルと運転免許も条件となっているそうで、いまどきのなまはげは悪い子を探すだけではなく、PCスキルも必要なんですねー。
なまはげがPCを操っているところを想像して、ちょっと笑ってしまいました。
さて、弊社では、日本人ドナーによるタイ、ハワイでの卵子提供をご案内しておりますが、第三者による卵子提供をはじめとした非配偶者間の体外受精は、まだまだ日本では一般的な治療方法ではありません。
日本国内では、不妊に悩む患者が受けられる治療は、自身での採卵による体外受精のみです。
不妊患者のうち、早発閉経や卵巣の疾患による不妊となった患者のみ、国内で親族による卵子提供を受けられる例もありますが、多くの患者に門戸が開かれているわけではなく、ドナーも依頼者も厳しい条件があり、審査をクリアする必要があります。この対象には、高齢による卵巣機能低下が原因の不妊は含まれません。
現代の日本では、ご存知の通り、女性の生き方の選択肢は広がり、晩婚化・非婚化が進んでいます。
仕事に夢中で婚期が遅れ、妊娠適齢期を逃してしまうケースは、弊社にご相談に来られる方にも非常に多く見られます。
男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が称揚される一方で、婚期が遅くなることによるリスクについては語られることはありませんでした。
弊社に卵子提供のご相談に来られる方からよく聞かれるのは、
「結婚したらすぐに子どもができるものだと思っていた」
「生理があるうちは妊娠するのだと思っていた」
という言葉です。
生殖医療の現場では、35歳を超えるころから女性の卵子の生殖力が低下することは良く知られていることです。しかし、こういった情報は、一般的な常識として浸透しているわけではありません。
婚期が遅くなり、30代後半でで結婚し、そこから数年子どもができるのを待ち、不妊治療を開始したのが40代に入ってから、という例も非常によくあるケースですが、もし子どもを望むなら、30代後半からすぐに不妊治療を始めるべきです。
卵子の老化は待ってはくれません。
30代後半を過ぎたら、治療は1日でも早い方が良いのです。
一方で、子宮は卵巣に比べて年齢の影響を受けにくい臓器と言われています。
先日も当ブログで60代の女性がスイスで出産したニュースをお伝えしましたが、子宮筋腫や内膜の状態などに問題がなければ、体外受精による妊娠は60代でも可能です。
現在のところ、日本の不妊治療病院では、患者に提供できるのは自身の卵子による体外受精だけです。
仮に採卵の結果が良好でなくとも、他の方法は日本では行えないので、ひたすら自身による採卵を繰り返すのが現在の日本で受けられる治療です。
しかし、海外では、卵子提供という方法は広く認知されており、弊社がプログラムをご提供しているタイ、ハワイでも、多くの患者が第三者による卵子提供を受けています。
自身の卵子での結果がでない場合、先の見えない採卵を繰り返すより、卵子提供という方法を選ぶことも、お子様を授かるというゴールに近づくためには有効な方法ではないでしょうか?
妊娠、出産のあとには、長い子育ての期間があります。
いつの段階で決断するかはそれぞれの方のご事情によりますが、出産後の子育ての期間を考えると、早い段階で着手することをお勧め致します。
弊社では、日本人ドナーによるタイ・ハワイでの卵子提供をご案内しております。
海外での卵子提供をお考えの方は、ぜひお気軽に弊社までお問合せください。