子宮筋腫、どんな治療が必要?
おはようございます!
昨日の雪景色もつかの間、東京の雪はあっという間に解けてしまいました。
雪はなくなっても、寒さはまだまだ続きそうです。
さて、弊社では、海外での卵子提供・代理出産をご提供していますが、弊社のクライアント様からは、子宮筋腫に関するご質問を頂くことがしばしばあります。不妊治療を受ける際に筋腫がある場合、妊娠にも影響がありますから、慎重に診断を受ける必要があります。
子宮筋腫がある、と診断されたら、まず気を付けなければいけないのは、過多月経です。
毎月多い出血を我慢していると、貧血になってしまう場合も多いのです。
ゆっくりと進む貧血は、あまり自覚症状がなく、気づかないうちに、心臓への負担が増大してしまう可能性があります。
日頃から、鉄分の多い食べ物、レバーなどを積極的に食べることも貧血を防ぐには大切です。
また、筋腫が大きくなると、直腸や膀胱を圧迫して、便秘や頻尿になることもあります。
ただ、手術が必要かどうかは、大きさだけでなく、症状も判断基準になります。
小さくても月経が多い場合や、月経痛がひどいときには、手術を勧める場合がありますし、無症状であれば、多少大きくても、そのまま経過を見ることがあります。
筋腫がある場合、妊娠への影響も気になりますね。
妊娠は、筋腫の大きさや位置によって、そのままでいい場合もあれば、その前に核手術を受けたほうがいい場合もあります。
妊娠を希望されている方で、筋腫がある場合は、自分の筋腫がどのような影響があるのか、医師に相談して適切な治療を受けることが大切です。
筋腫に対する対処方法は、医師によって見解が違うこともあります。
ご妊娠を考えている方で、筋腫がある場合、筋腫を摘出する場合と、摘出しない場合、いずれのリスクが大きいのかによって、判断が変わってくることもあります。
特に子宮摘出を勧められる場合などは、セカンドオピニオンも聞いてみて、慎重に治療を受けられることをお勧めします。