日本の不妊治療の現状と、弊社の願い
こんにちは!
今日は今年一番の寒さになる、と今朝のニュースで言っていました。
冷えは女性には大敵ですから、皆さん防寒具をしっかり準備し、体調を崩さないようご注意ください!
さて、弊社は、インドでの代理出産、ハワイ・タイでの卵子提供をご提供しているエージェンシーですが、弊社のクライアント様の大半は、国内での不妊治療を繰り返して、最終的に海外での治療を受けることを決意した方々です。
残念ながら日本では、不妊治療については、まだまだ認知度が低い傾向ではないのではないかと思われます。
「不妊」という言葉のイメージの悪さもあり、不妊治療を受けている、とは、オープンに人に言えないのが現状です。
治療を受けている方も、周りの無関心・無理解のためいろいろと悩まれている方が多くいらっしゃいます。
不妊治療を始めた方々ご自身も、ほとんどのケースでは、自分が当事者になって初めて不妊治療がどういうものかを知った、という方がほとんどです。多くの方が、不妊治療でどんなことを行うのか、どんな段階を経て治療をステップアップしていくのか、という具体的なことを知らず、中には不妊治療そのものに強い抵抗があり、適切な治療時期を逃してしまった結果、妊娠が困難になってしまう方もいらっしゃいます。
日本では、女性の社会進出を推奨する一方で、社会進出に伴って、女性の人生設計が変わってくることについては、あまり語られてきませんでした。
女性の社会進出や晩婚化と相まって、妊娠を望み始める年齢が年々上がっている傾向がありますが、妊娠率は加齢とともに低くなっていく傾向になることを知らない方がほとんどで、「医学が発展しているからいつでも妊娠できる」と思っておられる方が少なくありません。
妊娠(生殖学的)に関しては医学の発展とは関係なしに変わっていないという事実を知られていない方々が多いのが現状です。
しかし、残念ながら女性の体は年齢と共に変化するものであり、出産時期を遅らせることによるリスクは決して少なくありません。
弊社に来られるクライアント様の中にも、「いずれは子どもを産むつもりだったのに、産もうと思ったときにはもう遅かった。もっと早く、子どもを持つ時期を考えておけばよかった」と仰る方もおられます。
弊社では、このようにお子様を授かりたいと願っているお客様に、ハワイ・タイでの卵子提供プログラムをご提供しております。
また、子宮摘出やロキタンスキー症候群などの理由や、ご自身での妊娠継続をするのが困難な事情をお持ちの方に、インドでの代理出産のご案内させていただいております。
国内での治療では、現在このような方々がお子様を授かる手段はありません。
代理出産や卵子提供といった方法には賛否があります。
しかし、実際に子どもを授かった方の喜びの声を頂く度に、患者が一つの選択肢として、こういった治療を選べるようにお手伝いをすることが、本当にお子様を望む方々の役に立っている、ということを実感します。
私たちは、この日本において、患者が不妊治療に対する偏見に苦しむことなく、本当に必要な治療方法を患者自身の意志で選択することができることを、切に願っております。