海外の病院は大丈夫なの?!
おはようございます!
今日は、久しぶりにすっきりした夏空となっています。
数日ぶりに猛暑の気配です。
さて、弊社はインドでの代理出産と韓国での卵子提供をご案内していますが、クライアント様からよくこんな質問をされることがあります。
「海外の病院は大丈夫なの?」
慣れない海外での治療に不安を持つのは当然のことです。医療水準も、日本と比べてどうなのか?安全なのだろうか?という疑問を、ほとんどの方が持たれます。
しかし、海外の病院、と一言で言っても、いろいろあります。
大丈夫な病院もあれば、大丈夫ではない病院もあるのです。
だからこそ、日本人が治療を受けるのに適した病院を、私たちは選んでいます。
病院の技術には差があり、医師の方針もそれぞれ違うのは、日本と同じです。
弊社は海外での不妊治療を日本人向けにご提供するにあたり、慎重に病院を選定しております。
私たちがクライアントの海外での治療に立ち会ってきて、しばしば起こることは、日本の病院では指摘されなかった問題が、海外での診察で明らかになる、ということです。日本では何も言われなかったのに、海外の病院で卵巣の癒着を指摘されたり、卵管の詰まりを指摘されたり、子宮の形状の問題を指摘されたり、といった例は、多数あります。
指摘を受けたご本人はびっくりされるのですが、私たちにとってはめずらしいことではありません。
どうしてこういうことが起こるのか、と不思議に思うのですが、おそらく日本の医師は、自身の卵子での妊娠が不可能な状況の患者や、子宮を摘出して自身での妊娠が不可能な患者には、あえて問題を指摘しないのではないでしょうか。
自分の病院で提供できる治療によって妊娠できない患者に、卵巣の癒着や卵管のつまりをあえて指摘して治療したところで、「妊娠する」というゴールに届くことがないのであれば、妊娠の妨げになる卵巣や子宮の状態を、あえて伝える必要も、治療する必要もない。そういうことでしょう。
弊社のクライアントの多くは、日本で治療を受けてきて、国内でできる治療法ではお子さんを授かることができず、やむなく海外での卵子提供や代理出産を受けらることがほとんどです。日本では、何も言われなかったのに、海外にきてから問題があることを指摘されるのは、単に医師の技術ではなく、「どこまで患者に伝えるか」という方針の違いから起こっていると言えます。
本来、患者は、自分の状態を正確に知る権利があります。
「この人は妊娠できないから、この状態を伝える必要はない」という判断を医師がすることにより、患者は自分に関する重要な情報を提供される機会を失ってしまうのです。
弊社は、海外での病院を選ぶ際には、技術の高さももちろん重視しますが、患者に正確に情報を伝えてくれる、信頼できる医師であることもまた、重視しています。
海外の病院でも、安心して治療を受けて頂けるよう、弊社は信頼のおける医療機関をご紹介しております。
どうか安心して、治療をお受け頂ければと思います。