患者の思いと乖離する日本の医療の現状

こんにちは!
このところ、蒸し暑く寝苦しい夜が続きますね。
寝不足も夏バテを招きますから、上手に睡眠をとって、暑さに負けないように気を付けたいものです。

Children playing in field

さて、弊社は、お子さんを望んでいるけれど、なんらかの身体的な原因があって、ご自身ではお子さんを授かれない方々がお子さんを授かれるよう、海外での卵子提供・代理出産という治療をご提供しているエージェンシーです。

弊社には、さまざまな事情を持った方々が相談に来られます。
ロキタンスキー症候群や、子宮がんで子宮を失った方、最初の妊娠の際の切迫流産で子宮と赤ちゃんを同時に失った方。こういった方々は、誰かの子宮を借りるという方法でしか、ご自身のお子さんを授かることはできません。
また、ターナー症候群、卵巣がんによる卵巣摘出を受けた方、早期閉経で排卵がない方。このような患者たちは、誰かが卵子を提供してくれない限り、お子さんを授かることができません。

それぞれの方がどのような事情で、代理出産や卵子提供といった方法を希望されているのかを伺うとき、涙を流される方も少なくありません。
自分ではどんなに望んでも子どもが授かれないという事実、そして治療で受けた心の痛みを振り返ることは、患者一人一人にとって、とても辛いことでしょう。

「養子を貰えばいい」という意見もあります。しかし、実際に日本で養子を引き取るには、養親となる夫婦の年齢制限、母親が専業主婦であること、子ども部屋の広さなどの条件があり、厳しい審査があります。
また、養子の希望者は大変多く、審査も順番待ちといいます。簡単に養子を引き取ることはできないのが実情です。


気で子宮や卵巣を失ったり、また生まれつきの持病があって、子どもを授かれない方からしばしば耳にするのは、「子どもがほしい、と思っても、どこに相談をすればい
いのか分からない」「不妊治療病院にいっても、妊娠できないのに、どうして診察を受けにくるのか、と相手にしてもらえない」といった声です。

このような患者は、日本で治療を受けられません。
しかし、アメリカなどでは、卵子提供、代理出産という方法が、新しい可能性をもたらす医療として認知されています。向井亜紀さんが代理出産によりお子さんを授かったことや、野田聖子さんが卵子提供を受けてお子さんを授かったことで、こういった方法は日本でも徐々に知られつつあります。

代理出産や、卵子提供には倫理的な問題を指摘する向きもありますし、個人の価値観で、是か非かの判断は大きく異なるものです。
しかし、赤ちゃんを授かりたい、という思いは、人間にとってとても自然なことです。その思いを否定する権利は誰にもありません。
私たちは、そのような患者の願いを実現する方法が、選択肢のひとつとして確保されている日本であってほしい、と思っています。

弊社は、患者の切実な願いを叶えるお手伝いを、海外での不妊治療という形でご提案しています。また、不妊治療だけでなく、国内の医療では対応できない治療方法もご提案して行きたいと考えております。
日本の医療で救われない方々のサポートを行うのが弊社のミッションです。
これからも、どうぞご声援宜しくお願い致します。

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