どうして起こるの?流産の原因

おはようございます!
今日も大変良いお天気で、春らしい陽射しが大変気持ちよい日ですね。
弊社のオフィス近くの日比谷公園にも、外でランチをするOLさんや、散歩を楽しむ人が多く見られる季節になりました。

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さて、不妊治療を続けられている方の中には、流産の経験がある方も多いと思います。
赤ちゃんを望む女性にとって、流産というのはとても辛い体験です。

以前は、一度流産してから次の妊娠までの間が近いと、また流産すると考えられていました。女性の体になんらかの原因がある、と思われていたからです。
今では、こういった考え方には根拠がなく、流産のほとんどは、女性の体ではなく、受精卵そのものの異常であるということがわかっています。

では、受精卵の異常とは、どういったものなのでしょうか?
受精卵の異常の多くは、染色体異常です。染色体異常があると、受精卵からの正常な発育ができず、途中で成長がストップして、流産という形になってしまうのです。
正常な受精卵のみが発育を続けて、無事に赤ちゃんとなって、生まれてくることができます。
流産は、自然淘汰の一つの形であると言えます。

受精卵の異常は、たまたま妊娠した卵が異常だったか、精子が異常だったか、または受精が異常だったか(たとえば2個精子が入ってしまったとか)、いずれにしても、ほとんどが偶然に起こるものです。妊娠のうち、10分の1の確率で流産に終わる、と言われています。

受精卵の異常が発生する確率は、卵子の年齢と相関していると考えられています。
若い女性の卵子と、年齢を重ねた女性の卵子とでは、年齢を重ねた女性の卵子のほうが、受精卵の異常がでる確率が高いのです。

お子さんを持つことを考えられている女性の皆さんには、ぜひその点も知ったうえで、将来の計画を立てて頂きたいと思います。

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