気になる放射線被ばく、妊娠・赤ちゃんに影響は?
ここ数日続いた雨もすっきりと上がり、今日の銀座は春らしい気配です。
街路樹のつぼみも膨らみ、どんな花が咲くのかなー、と楽しみにしています。
さて、余震の恐れは大分落ち着いてきたようですが、原発事故以降、放射線に関するニュースを聞かない日はありません。
食べ物や水道水までの汚染が懸念されていますが、放射線被ばくの影響は、どの程度あるのでしょうか?
「日本医学放射線学会」のHPで、放射線被ばくに関するQ&Aが公開されています。
妊娠中の方や、子どもへの影響についてのQ&Aを抜粋します。
Q11 1都5県で水道水より放射性物質が検出され、人体に影響はないとのお話ですが、お腹の中の子供にも影響はないのでしょうか。
A11 一時的に、通常よりは数値が高くなった、という意味です。赤ちゃんが飲んでも影響はございません。これまで通りになさってください。水道水に関する基準は、放射線が検出された水だけを、一年間毎日飲み続けると仮定し、それでも、大人も子供も心配する必要がない濃度を、基準値として設定しています。とても厳しい値です。ですから、この基準値を超えたら危険という数値ではありません。
但し、政府が直接の飲用制限を指示している地域においては、別途配給されている飲料水を利用してください。
Q12 牛乳、ホウレン草、かき菜で検出された放射線量は人体に問題があるものなのでしょうか。妊婦や子どもへの影響は大きいのでしょうか。
A12 現在、放射線が検出された、牛乳やホウレン草などの農作物は出荷が止まっています。出荷を停止した基準値は、国際的に見ても、少ない放射線量、すなわち、厳しい基準です。現在報告されている範囲の牛乳や野菜を数回食べてしまったとしても、妊婦や子供、お腹の中の赤ちゃんに対する影響を心配する放射線量ではありません。
弊社のクライアントの方々にも、代理出産・卵子提供プログラムを受けられて、現在妊娠中の方・子育て中の方がたくさんおられます。
せっかく授かった命、できる限り、放射線による影響から守らなければなりません。
現在首都圏では、水道水汚染のニュースにより、水の購入もままならない状況です。
赤ちゃんや妊婦さんに、優先的に必要な量が行きわたるよう、過剰反応は避け、買占め行為は控えなければいけません。
日本の未来を担うこどもたちの健康を、今は優先すべき時です。
皆さんのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願い致します。