不妊治療、いつまで続ければ・・・?
おはようございます!
今年も残すところあと10日余りとなりました。師走も下旬に入り、忙しさに追われている方も多いのでは?
私も周りでは風邪でダウンする方が増えています。皆さんもお気を付けくださいね!
今日から毎日新聞のサイトで、不妊治療に関する連載が始まりました。
第1回目の記事では、10年不妊治療を続け、44歳で妊娠をあきらめた方のことが紹介されています。
「随分、時間がたったんだ」。10月上旬、東京都国分寺市内に住む女性(64)は、今年のノーベル医学生理学賞発表のニュースを、特別な感慨をもって受け止めた。受賞者は英国のロバート・エドワーズ博士(85)。博士が産婦人科医の故パトリック・ステプトー氏とともに、世界初の体外受精児ルイーズ・ブラウンさんを誕生させてから32年がたつ。
女性は大学時代に卵巣のう腫で右側の卵巣を摘出。後遺症の腹部の癒着で左側の卵管がつまったため、不妊症になった。卵巣から採取した卵子と精子を受精させて体に戻す体外受精の成功を知った時、「やらないと一生後悔する」と感じた。
女性はその後、卵管を通す開腹手術をしたが癒着が悪化、妊娠の可能性はほぼなくなった。80年の夏、女性はいちるの望みを抱いて英文の手紙を書き、ステプトー医師に送った。「私は34歳。あなたが試験管ベビーの専門病院を開くことを知って筆をとりました。ぜひ入院させてください」
約1カ月後、「すでに順番を待っている人たちが大勢いる」と、丁重な断りの手紙が届いた。「もっと遅く生まれていれば」。身をよじって泣いた。
養子縁組も模索したが、44歳のころ、子どもを持つことを断念。思いを振り切るため、集めた不妊治療の資料は全て捨てた。
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国分寺市の女性は治療の日々を「一番つらかったのは、自分の中での葛藤」と振り返る。「可能性が低いと分かっていても期待してしまい、生理が来るとどん底になる。その繰り返しだった」。体外受精の技術が普及した今も、同様の葛藤に長期間苦しむ患者は多い。
つい最近、20年来の友人が不妊治療を受けていたと知って驚いた。15歳年下。「体外受精もやったけど駄目だった」と打ち明けられ、「遅く生まれていても、子どもを持てなかった可能性があるのか」と初めて実感した。
どこで不妊治療を止めるか。
不妊に悩む患者にとって、治療を止めることは、とても勇気がいることです。止めてしまったら、子どもを持つ可能性まで諦めることになるからです。
「ほんの少しでも可能性があるなら・・・。」
「まだ生理が来るうちは・・・。」
そんな思いで、結果の出ない治療を繰り返す方も少なくありません。
弊社にご相談に来られる方の中にも、この方のように、長年の不妊治療でお子さんを授かることができず、苦しんでこられた方がたくさんいらっしゃいます。この記事の女性が44歳だった20年前では、卵子提供という手段は恐らく一般の患者の手の届くものではなかったでしょう。
でも今なら、自身の卵子での妊娠の代わりに、卵子提供という手段があります。
弊社の卵子提供では、20代の女性から提供された卵子による体外受精を行います。
言うまでもないことですが、妊娠、出産という体力の要る大仕事のあとには、お子さんが育つまでの間、長い子育ての期間が必要です。治療は妊娠が目的ですが、妊娠は長い子育てのスタートに過ぎません。そしてスタートは、早いほうが、生まれてくるお子さんのためには望ましいのです。
不妊治療を続けられている方は、ご自身の卵子での治療に代わって、成功率の高い卵子提供という有効な手段があることを、ぜひ知って欲しいと思います。
弊社は韓国での卵子提供のパイオニアとして、多くの方々のサポートをこれまで行っており、弊社の卵子提供では、今年も多くの方がお子さんを授かっています。卵子提供をお考えの方、ぜひ一度お気軽に、弊社までお問い合わせください。