乳がん検診比較検査プロジェクト「J-START」にご参加ください!
おはようございます!
今日の銀座は抜けるような青空が広がっています。
「天高く馬肥ゆる秋」などと言いますが、秋の空が高いと言われるのは、夏の間の湿気の多い空気に変わって、大陸育ちの乾燥した空気が日本を覆い、視界が良くなるためなんだそうです。
高い空の下の銀座の街並みもなかなか素敵ですよ!
さて、今日は乳がん検診の比較試験についてのお知らせです。
30歳~60歳台の女性が一番かかりやすいがんのトップは乳がんです。女性にとって、非常に身近な病気だと言えます。
乳がんには早期発見が重要なのは言うまでもないことです。また、そのためには定期的に検診を受けることが必要ですが、この乳がん検診には、課題があります。40歳代女性の乳房は乳腺の密度が高くマンモグラフィで病変が描出されにくいのです。超音波検査も行うことで、乳がんが見つかりやすくなる可能性があります。
日本では、40歳代から乳がんが増加しています。このため、40歳代以上の女性に有効な乳がん検診の開発が急務です。
そこで、厚生労働省によるは国家的プロジェクトとして、J-START(ジェイ・スタート)を立ち上げられました。J-STARTでは、超音波検査を併用する検診と併用しない検診(マンモグラフィのみ)の比較試験を実施し、超音波検査が有効かどうかを検証します。
研究の対象は40歳代の女性で、この比較試験の意義に賛同される方です。
このプロジェクトでは、40歳以上の女性の比較試験への参加を募っています。
参加条件、お申込み方法は、こちらのサイトからご確認頂けます。
お近くに該当の医療機関があれば、ぜひご参加されては如何でしょうか?