妊娠率、流産発生率と年齢の関係
おはようございます!
週末は、6月に結婚した歌手の大塚愛さんが、妊娠3ヶ月で来年4月に出産予定というおめでたいニュースがありました。
大塚愛さんは28歳、この年齢では、自然妊娠率から言えば、25%-30%の自然妊娠が期待できます。
ところが、30歳を超えるころから、この自然妊娠率は低下してきます。また、流産発生率、染色体異常発生率、ダウン症発生率のリスクも増えてしまうのです。
下の表をご覧ください。
これは、妊娠および出産が、卵子の生殖力に大きく左右されるものであり、卵子の生殖力が年齢と共に下がってくるものだからなのです。
卵子の状態が妊娠の成功率、また流産や何らかの染色体の異常の発生など全てを左右すると言っても過言ではありません。しかし、残念ながら卵子の状態は一般的に年齢で決まってしまいます。
本人が健康であっても、年齢があがるほど、卵子の状態は妊娠しにくくなる一方になり、個人差はありますが34、35歳を超えた頃から、卵子の状態は大きく変化するのが一般的です。
34、35歳を超えた頃から、急激に妊娠が難しくなる可能性、また流産や染色体異常の発生も増えてきます。
そのため、お子様を授かることを希望する場合、出来るだけ若い年齢で行動していくことが、お子様を授かることが出来る近道であると言えます。
「自分は健康だから大丈夫」
「年齢の割に体力はあるから私には関係ない」
こんな風に考えている方も多いのですが、一般的な傾向として、年齢と共に妊娠が難しくなることは事実です。
妊娠を望まれる場合、出来るだけ早期に産婦人科や不妊治療病院のアドバイスも受けながら進めていくことをお勧めいたします。