卵巣がん剤など保険適用 5品目が追加に!

おはようございます!
暑かった8月も今日で最後ですねー。
台風のニュースも聞かれるようになり、秋が近づいているなー、と感じる今日この頃ですが、今年は秋の味覚、秋刀魚が不漁とのこと。毎年目黒で9月上旬に開催される「目黒のさんま祭り」では、旬の秋刀魚が無料で振舞われるのですが、今年もなんとか頑張ってさんまを確保してほしいです!

さて、今日は、抗がん剤などの5品目が、承認前に保険適用対象となったニュースを。

医薬品:卵巣がん剤など保険適用 5品目で患者負担軽減--薬事審

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は30日、欧米では使われているのに日本では保険適用外になっている抗がん剤「ジェムザール」の卵巣がんへの適用拡大など、医薬品5品目について同日付で保険適用を決めた。患者にとっては全額自己負担から原則3割負担に軽減される。

Hycamtin

審議会が海外での使用実績などから臨床試験(治験)を省略し申請することを認めた薬については、承認前でも保険適用を可能とする新たな仕組みの第1弾。今後、製薬企業が承認申請を行う。

海外での使用実績を根拠に臨床試験を省略する仕組みはこれまでにもあったが、企業の申請手続きや審査のため、保険適用まで9カ月程度かかっていた。新たな仕組みは、この9カ月の期間を短縮でき、患者の自己負担軽減につながる。

保険の適用拡大が決まった薬は他に、「ハイカムチン」(卵巣がん)▽「ゼローダ」(進行性胃がん)▽「ワーファリン」(小児の血栓塞栓(そくせん)症)▽「エンドキサン」(全身性血管炎などリウマチ性疾患)。

海外での使用実績がある薬については、臨床試験を省略し、承認前でも保険適用が可能になるとのこと。10割負担と3割負担とでは、患者にとっては大きな違いです。海外では当たり前のように使用されているのに、日本では使われていない薬、実はとても多いのです。こうした仕組みはもっともっと活用して、海外で使用されている薬が国内でも保険適用で使用できるようにしてほしいものです。

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