胚が着床するよう患者が気をつけることは?
おはようございます!
このところ、大阪の2幼児虐待の事件についての報道を目にしますが、真相が明らかになればなるほど胸が痛む事件です。子育てをするより自分の楽しみを追及する母親が周囲のサポートもなく孤立した環境で子どもを育てるということは、子どもにとっては最悪の状況です。このような事件、昨今多発していますが、行政の対応、家族構成の変化、人間関係の希薄さなど、社会全体の課題がたくさんあるように思います。
さて、弊社はインドでの代理出産、韓国での卵子提供をご提供するエージェンシーですが、時折、こんな質問を頂くことがあります。
「胚移植をした場合に、しっかり着床するように患者が気をつけた方がいいことって、何かありますか?」
移植した胚が着床するか、とっても気になりますよね。でも、患者ができることは特にありません。強いて言えば、「安静を心掛けて、激しい運動などは避ける」ことです。
着床にとって子宮の収縮は好ましくないと考えられています。安静にしている方が収縮はおこりにくくなると考えられています。しかし、移植後にベッド上安静を2週間行った報告がありましたが、妊娠率は変わりませんでした。通常、移植後は1時間程度の安静時間をとり、退院頂いております。
着床にとってストレスもよくないため、無理せずお過ごしになることがお勧めです。