インドでは「人ナビ」で移動が当たり前？！
おはようございます！
モスクワで、森林火災のため非常事態になっているとのこと。日本でも猛暑が続き、熱中症が各地で多発していますし、パキスタン、インドでも大洪水が起こって、多くの死者が出ています。ホーキング博士が「地球に未来はないので宇宙を目指せ」との持論を展開していることが最近も話題になっていましたが、確かに地球には今大変なことが起こっているのかもしれません。
さて、今日は、弊社が代理出産を行っているインドでの交通事情についてお伝えします。インドでの移動は、車が中心ですが、インドでは、カーナビはまだ普及していません。インドの車は、ナビなしで走っています。タクシーにも、もちろんナビなんてありませんし、運転手は地図も持っていません。でも、インドには、もしかしたらカーナビより優れたシステムかもしれないナビがあるんです！名付けて「人ナビ」。
人ナビって何かって？
それは文字通り、人によるナビなんです。インドでは、カーナビがない代わりに、人に聞けばみんな親切に道を教えてくれます。プロの運転手も、道が分からなければ、信号待ちの間に窓を開けて、隣に車の人に道を聞いたりしています。面白いのは、教えてもらっても、特にお礼を言うでもなく、窓をさっさと閉めて自分の車の運転を再開することです。ドライバー同士も、道行く人も、みんな道を教えあいながら運転するのが当たり前になっているので、インドの人にとっては敢えてお礼を言うことでもないのかも知れません。
車のドライバーのみならず、街行く人も、「このへんにゼロックスショップ（インドではコピー屋さんをこう呼んでいます）ない？」とか、「本屋さんはどこ？」なんて誰かに聞こうものなら、あっという間に２～３人寄ってきて、みんなで道を説明してくれます。先日は、電化製品を調達しに店に入ったところ、その店では取り扱いがなかったのですが、店員さんが親切にほかの店の住所を書いてくれて、「ここに行けばあるよ」と教えてくれました。こういうところ、本当にインドの人は親切というか、人懐っこいというか、毎回感動してしまいます。
インドに治療に行かれる際には、ぜひインドの「人ナビ」も体験してみてください。
