漢方で着床しやすい子宮を作るには?

おはようございます!
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さて、今日は、着床しやすい子宮をつくる漢方についてお伝えします。
着床しやすくなるための漢方薬、というのはその方の体質によって色々と考えられますが、着床が難しい方によく見られるのが、「腎虚」という症状です。

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「腎虚」とは、簡単に言うと老化現象です。漢方の考え方では五臓六腑のひとつである「腎」は、単に西洋医学でいう腎臓のことを指すのではなく、脳下垂体、副腎、性腺、甲状腺、膵臓などのホルモン系や、泌尿生殖器の働き、免疫に対する働きなども含まれ、生命の根源ともいうべき重要な臓器とされています。40歳を過ぎる頃からこれらの機能の低下があらわれますが、漢方ではそういった老化に伴ってあらわれる様々な症状を「腎虚」とよびます。

腎虚になると

・尿漏れや頻尿
・腰や膝の痛み
・目がかすむ
・白髪や抜け毛の増加
・性機能の低下や不妊症
・免疫力の低下

などの症状があらわれてきます。
こうした機能の低下は、体調だけでなく、子宮や卵巣にも現れます。なぜか生理の出血が少なくなった、などは最たる例です。これらの症状は、決して高齢の方だけの症状ではありません。若い方でも、過労やストレス、不摂生をすると起こり得ます。日本では、若いのに腎虚を症状を呈する方が増えています。
漢方では、こういった体の弱りを漢方薬で補うことで、「着床の力」を現在の年齢より若くすることができると考えられています。

腎虚には、「補腎」という効果(わかりやすく言えばアンチエイジング効果)のある処方で対応しますが、ストレスや胃腸の状態などひとりひとりの体質にあった処方を選ぶことが重要です。

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