2009年は出生率改善がストップ、不況の影響?
おはようございます!
iPad発売から1週間経ちましたが、店頭でも品薄が続いているそうですね。弊社オフィスのある銀座のアップルストアでは、連日iPadを見に来たひとたちで大混雑しています。実は私も買おうかどうか、まだ迷っているので、買った方、ぜひ感想を教えてください!
さて、ここ数年少しずつ上昇していた出生率ですが、昨年度は4年ぶりに上昇が止まりました。
出生率改善止まる 団塊ジュニア、不況で出産二の足
出生率の上昇が4年ぶりに止まった。2009年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の数)は前年と同じ1.37。景気後退で20代の若年 層が出産に二の足を踏み、出生率の上昇を引っ張ってきた団塊ジュニア世代の出産にも陰りが見える。今後、団塊ジュニアが40代に差しかかり、出産適齢期の人口減少が加速する。政局の不透明感が強まるなか、少子化対策も待った なしの状況だ。
厚生労働省が発表する合計特殊出生率はその年の出産期(15~49歳)の女性の出産傾向が続いたと仮定し、1人の女性が生涯で何人の子供を 産むかを推計したものだ。05年に過去最低の1.26になった後、06年から3年連続で上昇した。
出生率の上昇が止まった最大の理由は、30歳未満の女性が産んだ赤ちゃんの数(出生数)が大幅に減ったことだ。09年の15~29歳の出生数は08年と比べて1万8680人減少し、前年比の減少数は08年(7561人)の2.5倍になった。
不景気により、出産を控える家庭が増えていることも一因にありますが、実際私の周りにも、夫がリストラされて収入がなくなった家庭や、夫婦ともに派遣で収入が不安定であり、出産に踏み切れない家庭があります。
子育てはなんと言ってもお金がかかるものですから、日本では、おじいちゃんおばあちゃんの支援を受けている家庭も少なくないですよね。
安心して子育てができない社会が、発展していけるはずがありません。
子ども手当てもいいですが、一時的な支援ではなく、待機児童問題や、高すぎる教育費などを改善して、安定的に子育てができる社会環境を作ることを、次の首相には考えて欲しいものですね。