クラミジア感染症と淋菌感染症 - 性感染症シリーズ Vol.2

おはようございます!
昨日はセリーヌ・ディオンの6回目の体外受精による双子妊娠のニュースをお伝えしましたが、今日は昨日に続いてスターのおめでたのニュースがありました。
マライア・キャリーが40歳にして初の妊娠だそうです!最近出演が決まっていた映画を降板していたマライア、理由は妊娠だったのですね。無事に出産されるといいですね!

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さて、今日は性感染症シリーズの2回目、クラミジア感染症と淋菌感染症についてです。

-原因
クラミジア感染症はクラミジア・トラコマティス、淋菌感染症は淋菌が原因です。どちらも感染者との性交渉で性器に感染するほか、オーラルセックスで口・のどにも感染します。この2つの感染症は、感染経路・症状・感染の広がり方が似ていて、検査法や治療法もほぼ同じです。

-潜伏期間
クラミジア:1~2週間
淋菌:3~5日間

-症状
女性はほとんど無症状ですが、おりものが増える傾向があります。
放っておくと、炎症が膣から子宮頸管、卵管、さらに腹腔に広がります。炎症が進むと、下腹部痛や性交痛が起きることがありますし、将来、妊娠しにくくなったり、子宮外妊娠、流産、早産の原因になったり、生まれてくる子どもが肺炎や結膜炎などの病気になる可能性があります。

男性は、クラミジア感染症ではほとんど無症状です。淋菌感染では、感染者の90%で排尿時に痛みを感じたり、尿道から膿が出る症状が出ると言われています。
炎症が尿道から精巣へと進むと、無精子症になる可能性があります。

男女とも、口の中の感染ではほとんど症状がでません。

– 検査方法
女性は、おりものをピンセットでとって調べます。クラミジア卵管炎、腹膜炎が疑われる場合は血液検査を行います。

男性は、尿検査やペニスから出る膿をとって検査を行います。1回の検査でクラミジア感染と淋菌感染の両方の結果が分かります。

– 治療方法
飲み薬による治療を行います。クラミジア卵管炎、腹膜炎、淋菌感染症では注射を行うこともあります。

これらの性感染症は、放っておくと、将来不妊症に繋がることもある怖い病気です。
もし症状がある場合は、パートナーと一緒に検査を受け、医師の指示にしたがって治療を受けてください。

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