犬・猫経由の感染症に注意―厚労省が呼び掛け
弊社オフィスがある銀座では、今日は朝から2つも長蛇の列ができ、大変賑わっています。ひとつは、アップルストア前のiPad発売待ちの行列、もうひとつは、ユニクロの大感謝祭の行列です。昨日昼間アップルストアの前を通ったときには、既に20人近くの人たちが並んでいました。私もiPadは欲しいな、と思っているのですが、発売までは現物が店頭に出ておらず、実物をを確認できなかったので今回は行列に並ぶのは見送りました。
今日買った方、使用感をぜひお知らせください。
さて、犬や猫にかまれるなどして菌に感染し、まれに重症化して死亡に至るケースもある「カプノサイト ファーガ・カニモルサス感染症」について、厚生労働省がホームページで注意を呼び掛けています。
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症に関するQ&A
「カプノサイトファーガ・カニモルサス」は、犬や猫など動物の口腔内に常にいる細菌です。同感染症は、かまれたり引っかかれたりすることでまれに感染・発症し、発熱や腹痛、吐き気などの症状が見られます。また、糖尿病やアルコール中毒などの慢性疾患がある人 や高齢者で免疫機能が低下している場合には、重症化しやすい傾向があるといわれています。
国立感染症研究所の調べによると、2002年から09年にかけ て、国内で確認された同感染症の報告事例のうち、重症化したケースが14例あり、6人が細菌の感染が原因とみられる敗血症や髄膜炎などで死亡しました。
重症化した患者は40-90歳代と中高年層で、感染原因は「犬の咬傷」6例、「猫の咬傷・掻傷」6例、「不明」2例となっています。
厚労省では、保健所などに報告された動物にかまれたことによるけがの報告数に対する患者数は非常に少なく、同感染症は極めてまれにしか発症しないとしながら も、日ごろから動物との過度の触れ合いは避け、触れた後は手洗いなどを確実に実行するよう呼び掛けています。ペットのいるご家庭は、ご注意ください。